ID3DXMatrixStack インターフェイス
Note
D3DX10 ユーティリティ ライブラリは非推奨です。 代わりに、GitHub のこのヘッダーと共に DirectXMath を使用することをお勧めします。
アプリケーションでは、ID3DXMATRIXStack インターフェイスのメソッドを使用してマトリックス スタックを操作します。
メンバー
ID3DXMatrixStack インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ID3DXMatrixStack には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ID3DXMatrixStack インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
GetTop | スタックの上部にある現在のマトリックスを取得します。 |
LoadIdentity | 現在の行列に ID を読み込みます。 |
LoadMatrix | 指定された行列を現在の行列に読み込みます。 |
MultMatrix | 現在の行列と指定された行列の積を決定します。 |
MultMatrixLocal | 指定された行列と現在の行列の積を決定します。 |
ポップ | スタックの上部から現在の行列を削除します。 |
プッシュ | スタックにマトリックスを追加します。 |
RotateAxis | 任意の軸を中心に (ワールド座標空間を基準に) 回転します。 |
RotateAxisLocal | 任意の軸を中心に (オブジェクトのローカル座標空間を基準として) 回転します。 |
RotateYawPitchRoll | 任意の軸を中心に (ワールド座標空間を基準に) 回転します。 |
RotateYawPitchRollLocal | 任意の軸を中心に (オブジェクトのローカル座標空間を基準として) 回転します。 |
スケール | ワールド座標の原点に関する現在の行列をスケーリングします。 |
ScaleLocal | オブジェクトの原点に関して現在の行列をスケーリングします。 |
翻訳 | 現在の行列の積と、指定された因子 (x、y、z) によって決定される計算された翻訳行列を決定します。 |
TranslateLocal | 指定された因子 (x、y、z) と現在の行列によって決定される計算された翻訳行列の積を決定します。 |
解説
ID3DX10MATRIXStack インターフェイスは、 D3DXCreateMatrixStack 関数を呼び出すことによって取得されます。
LPD3DX10MATRIXSTACK 型は、 ID3DXMatrixStack インターフェイスへのポインターとして定義されます。
typedef interface ID3DXMatrixStack ID3DXMatrixStack;
typedef interface ID3DXMatrixStack *LPD3DXMATRIXSTACK;
必要条件
要件 | 値 |
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ヘッダー |
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ライブラリ |
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関連項目