ルーティング テーブル マネージャー バージョン 2 について
次のドキュメントでは、ルーティング テーブル マネージャー バージョン 2 (RTMv2) テクノロジについて説明します。 RTMv2 API は Windows 2000 以降のオペレーティング システムの機能であり、ルーティング テーブル マネージャーと対話するルーティング プロトコルを記述するために使用できます。
ルーティング テーブル マネージャーは、ルーティングおよびリモート アクセス サービス (RRAS) で動作するすべてのルーティング プロトコルのルーティング情報の中央リポジトリです。
RTMv2 は、Windows NT バージョン 4.0 では使用できません。 また、RTMv2 は、Windows NT 4.0 または Windows 2000 で実行される IPX ルーティング プロトコルには使用できません。 WINDOWS NT 4.0 で IPX を使用している場合、またはルーティング プロトコルを記述している場合は、「ルーティング テーブル マネージャー バージョン 1 について」を参照してください。
この概要では、次のトピックについて説明します。
- ルーティング テーブル マネージャー アーキテクチャのコンポーネント
- ルーティング テーブル マネージャーへの登録
- 登録済みエンティティの列挙
- メソッドの使用
- 不透明ポインターの使用
- Hold-Down状態のルートのマーキング
- ルートの追加
- ルート情報の取得
- ルートの更新
- 変更の通知の受信
- 次ホップの操作
- ルーティング テーブル エントリの列挙
- ルーティング テーブルでの特定の情報の検索
- Client-Specificリストの管理
- ハンドルの管理