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CMFCToolBar クラス

CMFCToolBar クラスは CToolBar クラス に似ていますが、ユーザー インターフェイス機能に対する追加サポートを提供します。フラット ツール バー、ホット イメージのツール バー、大きいアイコン、ページャー ボタン、ロックされたツール バー、rebar コントロール、イメージの下のテキスト、背景イメージ、およびタブ付きのツール バーなどがサポートされます。CMFCToolBar クラスには、ツール バーおよびメニューに対するユーザーのカスタマイズ、ツール バーとメニューの間のドラッグ アンド ドロップ、コンボ ボックス ボタン、エディット ボックス ボタン、カラー ピッカー、およびロールアップ ボタンのサポートも組み込まれています。

class CMFCToolBar : public CMFCBaseToolBar

メンバー

Bb984480.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック コンストラクター

名前

説明

CMFCToolBar::CMFCToolBar

既定のコンストラクターです。

CMFCToolBar::~CMFCToolBar

デストラクターです。

Bb984480.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CMFCToolBar::AddBasicCommand

ユーザーがメニューを開いたときに常に表示されるコマンドの一覧にメニュー コマンドを追加します。

CMFCToolBar::AddCommandUsage

指定されたコマンドに関連付けられたカウンターを 1 だけインクリメントします。

CMFCToolBar::AddToolBarForImageCollection

ユーザー インターフェイス リソースからアプリケーション内のイメージのコレクションへ、イメージを追加します。

CMFCToolBar::AdjustLayout

ツール バーのサイズと位置を再計算します。 (CBasePane::AdjustLayout をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::AdjustSize

ツール バーのサイズを再計算します。

CMFCToolBar::AllowChangeTextLabels

ツール バー ボタンのイメージの下にテキスト ラベルを表示できるかどうかを示します

CMFCToolBar::AreTextLabels

ツール バー ボタンで、イメージの下のテキスト ラベルが現在表示されているかどうかを示します。

CMFCToolBar::AutoGrayInactiveImages

アクティブでないボタンのイメージの自動生成を有効または無効にします。

CMFCToolBar::ButtonToIndex

このツール バーの指定した CMFCToolBarButton クラス オブジェクトのインデックスを返します。

CMFCToolBar::CalcFixedLayout

ツール バーの水平サイズを計算します。(CBasePane::CalcFixedLayout をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::CalcSize

レイアウト計算の処理の過程でフレームワークによって呼び出されます。(CPane::CalcSize をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::CanHandleSiblings

ツール バーとその兄弟が同じペインに配置されているかどうかを判定します。

CMFCToolBar::CleanUpImages

ツール バー イメージに割り当てられたシステム リソースを解放します。

CMFCToolBar::CleanUpLockedImages

ロックされたツール バー イメージに割り当てられたシステム リソースを解放します。

CMFCToolBar::CanBeClosed

ユーザーがツール バーを閉じることができるかどうかを示します。(CBasePane::CanBeClosed をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::CanBeRestored

カスタマイズ後にツール バーを元の状態に復元できるかどうかを判断します。

CMFCToolBar::CanFocus

ペインがフォーカスを受け取ることができるかどうかを指定します。(CBasePane::CanFocus をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::CanHandleSiblings

ツール バーとその兄弟が同じペインに配置されているかどうかを判定します。

CMFCToolBar::CommandToIndex

指定したコマンド ID を持つ、ツール バー内のボタンのインデックスを返します。

CMFCToolBar::Create

CMFCToolBar オブジェクトを作成します。

CMFCToolBar::CreateEx

大きいアイコンなどの追加スタイル オプションを使用する CMFCToolBar オブジェクトを作成します。

CMFCToolBar::Deactivate

ツール バーを非アクティブにします。

CMFCToolBar::EnableCustomizeButton

ツール バーの末尾に表示される [ボタンの表示/非表示] ボタンを有効または無効にします。

CMFCToolBar::EnableDocking

メイン フレームへのペインのドッキングを有効にします。(CBasePane::EnableDocking をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::EnableLargeIcons

ツール バー ボタンの大きいアイコンを有効、または無効にします。

CMFCToolBar::EnableQuickCustomization

ユーザーが Alt キーを押してボタンを新しい位置にドラッグできるようにするために、ツール バーのクイック カスタマイズを有効または無効にします。

CMFCToolBar::EnableReflections

コマンド リフレクションを有効または無効にします。

CMFCToolBar::EnableTextLabels

ツール バー ボタン イメージの下のテキスト ラベルを有効または無効にします。

CMFCToolBar::FromHandlePermanent

指定されたウィンドウ ハンドルを含む CMFCToolBar オブジェクトへのポインターを取得します。

CMFCToolBar::GetAllButtons

ツール バー内のボタンの読み取り専用のリストを返します。

CMFCToolBar::GetAllToolbars

アプリケーション内のすべてのツール バーの読み取り専用のリストを返します。

CMFCToolBar::GetBasicCommands

アプリケーションで定義された基本コマンドの読み取り専用リストを返します。

CMFCToolBar::GetButton

指定されたツール バー ボタンのインデックスを持つ CMFCToolBarButton オブジェクトへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetButtonInfo

指定したインデックス位置にあるボタンのコマンド ID、スタイル、およびイメージのインデックスを返します。

CMFCToolBar::GetButtonSize

ツール バー上の各ボタンの寸法を返します。

CMFCToolBar::GetButtonStyle

指定したインデックス位置にあるツール バー ボタンの現在のスタイルを返します。

CMFCToolBar::GetButtonText

指定したインデックス位置にあるボタンのテキスト ラベルを返します。

CMFCToolBar::GetColdImages

アプリケーションで、ツール バー ボタンのコールド イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetColumnWidth

ツール バー ボタンの幅を返します。

CMFCToolBar::GetCommandButtons

アプリケーションのツール バーにある、指定されたコマンド ID を持つボタンのリストを返します。

CMFCToolBar::GetCount

ツール バーのボタンと区切りの数を返します。

CMFCToolBar::GetCustomizeButton

ツール バーに関連付けられた CMFCCustomizeButton オブジェクトへのポインターを取得します。

CMFCToolBar::GetDefaultImage

指定したコマンド ID を持つツール バーの、既定のイメージのインデックスを返します。

CMFCToolBar::GetDisabledImages

アプリケーションで無効ツール バー ボタンで使用されているイメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetDisabledMenuImages

アプリケーションで無効なメニュー ボタンで使用されているイメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetDroppedDownMenu

現在サブメニューが表示されているメニュー ボタン オブジェクトへのポインターを取得します。

CMFCToolBar::GetGrayDisabledButtons

無効ボタンのイメージを通常のボタン イメージの淡色表示バージョンにするか、無効なボタン イメージのコレクションから得るようにするかを指定します。

CMFCToolBar::GetHighlightedButton

現在強調表示されているツール バー ボタンへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetHotBorder

ツール バー ボタンがホット トラッキングされているかどうかを確認します。

CMFCToolBar::GetHotTextColor

強調表示されているツール バー ボタンのテキストの色を返します。

CMFCToolBar::GetHwndLastFocus

ツール バーが入力フォーカスを受け取る直前に入力フォーカスを持っていたウィンドウへのハンドルを返します。

CMFCToolBar::GetIgnoreSetText

定数のボタンのラベルへの呼び出しを無視するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::GetImageSize

ツール バー ボタン イメージの現在のサイズを返します。

CMFCToolBar::GetImages

アプリケーションにおける既定のボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetImagesOffset

このツール バーのツール バー ボタン イメージをツール バー ボタン イメージのグローバル リスト内で検索するために使用するインデックスのオフセットを返します。

CMFCToolBar::GetInvalidateItemRect

特定のインデックスのボタンの、再描画が必要なクライアント領域内での部分を取得します。

CMFCToolBar::GetItemID

指定したインデックスのツール バー ボタンのコマンド ID を返します。

CMFCToolBar::GetItemRect

指定されたインデックスのボタンの外接する四角形を返します。

CMFCToolBar::GetLargeColdImages

アプリケーションの、大きいツール バー ボタンのコールド イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLargeDisabledImages

アプリケーションの、大きい無効ツール バー ボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLargeImages

アプリケーションの、大きいツール バー ボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLockedColdImages

ツール バーの、ロックされたコールド イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLockedDisabledImages

ツール バーの、ロックされた無効イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLockedImages

ツール バーの、ロックされたボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetLockedImageSize

ロックされたツール バー イメージの既定のサイズを返します。

CMFCToolBar::GetLockedMenuImages

ツール バーの、ロックされたツール バー メニュー イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetMenuButtonSize

アプリケーション内のメニュー ボタンのサイズを返します。

CMFCToolBar::GetMenuImageSize

アプリケーションのメニュー ボタン イメージのサイズを返します。

CMFCToolBar::GetMenuImages

アプリケーションの、メニュー ボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::GetOrigButtons

ツール バーの、カスタマイズされていないボタンのコレクションを取得します。

CMFCToolBar::GetOrigResetButtons

ツール バーのカスタマイズされていないリセット ボタンのコレクションを取得します。

CMFCToolBar::GetResourceID

ツール バーのリソース ID を取得します。

CMFCToolBar::SetRouteCommandsViaFrame

親フレームとオーナーのどちらのオブジェクトがコマンドをツール バーに送信するかを確認します。

CMFCToolBar::GetRowHeight

ツール バー ボタンの高さを返します。

CMFCToolBar::GetShowTooltips

ツール ヒントをツールバー ボタンに表示するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::GetSiblingToolBar

ツール バーの兄弟を取得します。

CMFCToolBar::GetUserImages

アプリケーションの、ユーザー定義のツール バー ボタン イメージのコレクションへのポインターを返します。

CMFCToolBar::HitTest

指定された位置にあるツール バー ボタンのインデックスを返します。

CMFCToolBar::InsertButton

ツール バーにボタンを挿入します。

CMFCToolBar::InsertSeparator

ツール バーに区分線を挿入します。

CMFCToolBar::InvalidateButton

指定されたインデックスに存在するツール バー ボタンのクライアント領域を無効にします。

CMFCToolBar::IsAddRemoveQuickCustomize

ユーザーが [カスタマイズ] のメニュー オプションを使用してツール バー ボタンを追加または削除できるかどうかを判定します。

CMFCToolBar::IsAltCustomizeMode

ボタンをドラッグするに クイック カスタマイズを 使用するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::IsAutoGrayInactiveImages

非アクティブな (強調表示されていない) ボタンのイメージの自動生成を有効にするかどうかを指定します。

CMFCToolBar::IsBasicCommand

コマンドが基本コマンドのリスト上にあるかどうかを確認します。

CMFCToolBar::IsButtonExtraSizeAvailable

拡張された境界を持つボタンをツール バーが表示できるかどうかを判断します

CMFCToolBar::IsButtonHighlighted

ツール バー ボタンを強調表示するかどうかを判定します。

CMFCToolBar::IsCommandPermitted

コマンドが許可されているかどうかを判断します。

CMFCToolBar::IsCommandRarelyUsed

コマンドがほとんど使用されていないのかどうかを判断します (「CMFCToolBar::SetCommandUsageOptions」を参照)。

CMFCToolBar::IsCustomizeMode

ツール バー フレームワークがカスタマイズ モードであるかどうかを指定します。

CMFCToolBar::IsDragButton

ツール バーのボタンをドラッグするかどうかを指定します。

CMFCToolBar::IsExistCustomizeButton

ツール バーに [Customize] ボタンがあるかどうかを判定します。

CMFCToolBar::IsFloating

ツール バーが固定されていないかどうかを判定します。

CMFCToolBar::IsLargeIcons

アプリケーションのツール バーに現在、大きいアイコンが表示されているかどうかを判断します。

CMFCToolBar::IsLastCommandFromButton

最後に実行したコマンドが、指定されたツール バー ボタンから送信されたかどうかを判断します。

CMFCToolBar::IsLocked

ツール バーがロックされているかどうかを判断します。

CMFCToolBar::IsOneRowWithSibling

ツール バーとその兄弟ツール バーが同じ行に配置されているかどうか判断します。

CMFCToolBar::IsUserDefined

ツール バーがユーザー定義かどうかを指定します。

CMFCToolBar::LoadBitmap

アプリケーション リソースからツール バー イメージを読み込みます。

CMFCToolBar::LoadBitmapEx

アプリケーション リソースからツール バー イメージを読み込みます。大きいイメージが含まれます。

CMFCToolBar::LoadParameters

Windows レジストリからグローバル ツール バー オプションを読み込みます。

CMFCToolBar::LoadState

Windows レジストリからツール バー状態情報を読み込みます。(CPane::LoadState をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::LoadToolBar

アプリケーション リソースからツール バーを読み込みます。

CMFCToolBar::LoadToolBarEx

CMFCToolBarInfo ヘルパー クラスを使用してアプリケーション リソースからツール バーを読み込み、アプリケーションで大きいイメージを使用できるようにします。

CMFCToolBar::OnChangeHot

ツール バー上のボタンが選択されたときに、フレームワークによって呼び出されます。

CMFCToolBar::OnFillBackground

ツール バーの背景を塗りつぶすために、フレームワークによって CBasePane::DoPaint から呼び出されます。

CMFCToolBar::OnReset

ツール バーを元の状態に戻します。

CMFCToolBar::OnSetAccData

 (CBasePane::OnSetAccData をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::OnSetDefaultButtonText

ツール バー ボタンのテキストを既定の状態に復元します。

CMFCToolBar::OnUpdateCmdUI

内部使用。

CMFCToolBar::RemoveAllButtons

ツール バーからすべてのボタンを削除します。

CMFCToolBar::RemoveButton

指定したインデックスのボタンをツール バーから削除します。

CMFCToolBar::RemoveStateFromRegistry

ツール バーの状態情報を Windows レジストリから削除します。

CMFCToolBar::ReplaceButton

ツール バー ボタンを別のツール バー ボタンに置き換えます。

CMFCToolBar::ResetAll

すべてのツール バーを元の状態に復元します。

CMFCToolBar::ResetAllImages

アプリケーション内のすべてのツール バー イメージのコレクションをクリアします。

CMFCToolBar::RestoreOriginalstate

ツール バーの元の状態を復元します

CMFCToolBar::SaveState

ツール バーの状態情報を Windows レジストリに保存します。(CPane::SaveState をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::Serialize

 (CBasePane::Serialize をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::SetBasicCommands

ユーザーがメニューを開いたときに常に表示されるコマンドの一覧を設定します。

CMFCToolBar::SetButtonInfo

ツール バー ボタンのコマンド ID、スタイル、およびイメージ ID を設定します。

CMFCToolBar::SetButtonStyle

特定のインデックスのツール バー ボタンのスタイルを設定します。

CMFCToolBar::SetButtonText

ツール バー ボタンのテキスト ラベルを設定します。

CMFCToolBar::SetButtons

ツール バーのボタンを設定します。

CMFCToolBar::SetCommandUsageOptions

ほとんど使用されないコマンドを、どのような場合にアプリケーションのメニューに表示しないようにするかを指定します。

CMFCToolBar::SetCustomizeMode

アプリケーション内のすべてのツール バーのカスタマイズ モードを有効または無効にします。

CMFCToolBar::SetGrayDisabledButtons

ツール バーの無効なボタンを淡色表示にするかどうか、また無効なボタンに無効なイメージを使用するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::SetHeight

ツール バーの高さを設定します。

CMFCToolBar::SetHotBorder

ツール バー ボタンがホット トラッキングされるかどうかを指定します。

CMFCToolBar::SetHotTextColor

ホット ツール バー ボタンのテキストの色を設定します。

CMFCToolBar::SetLargeIcons

ツール バー ボタンに大きいアイコンを表示するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::SetLockedSizes

ツール バー上のロックされたボタンおよびロックされたイメージのサイズを設定します

CMFCToolBar::SetMenuSizes

ツール バー メニューのボタンとそのイメージのサイズを設定します。

CMFCToolBar::SetNonPermittedCommands

ユーザーが実行できないコマンドの一覧を設定します。

CMFCToolBar::SetOneRowWithSibling

ツール バーとその兄弟を同じ行に配置します。

CMFCToolBar::GetItemRect

ユーザーがツール バーを閉じることができるかどうかを示します。

CMFCToolBar::SetRouteCommandsViaFrame

親フレームとオーナーのどちらがツール バーにコマンドを送信するかを指定します。

CMFCToolBar::SetShowTooltips

フレームワークにツールヒントを表示するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::SetSiblingToolBar

ツール バーの兄弟を指定します。

CMFCToolBar::SetSizes

すべてのツール バーのボタンとイメージのサイズを指定します。

CMFCToolBar::SetToolBarBtnText

ツール バーのボタンのプロパティを指定します。

CMFCToolBar::SetTwoRowsWithSibling

ツール バーとその兄弟を別々の行に配置します。

CMFCToolBar::SetUserImages

アプリケーションにおけるユーザー定義のイメージのコレクションを設定します。

CMFCToolBar::StretchPane

ツール バーを垂直方向または水平方向に伸縮します。(CBasePane::StretchPane をオーバーライドします。)

CMFCToolBar::TranslateChar

指定したキー コードが有効なショートカット キーに対応するボタンのコマンドを実行します。

CMFCToolBar::UpdateButton

指定したボタンの状態を更新します。

CMFCToolBar::WrapToolBar

特定の次元内のツール バー ボタンの位置を変更します。

Bb984480.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifプロテクト メソッド

名前

説明

CMFCToolBar::AllowShowOnList

[Customize] ダイアログ ボックスの [Toolbars] ペイン上の一覧に、ツール バーが表示されているかどうかを判断します。

CMFCToolBar::CalcMaxButtonHeight

ツール バーのボタンの高さの最大値を計算します。

CMFCToolBar::DoPaint

ツール バーを再描画します。

CMFCToolBar::DrawButton

ツール バー ボタンを再描画します。

CMFCToolBar::DrawSeparator

ツール バーに区分線を再描画します。

CMFCToolBar::OnUserToolTip

ボタンのツールヒントを表示する直前に、フレームワークによって呼び出されます。

Bb984480.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifデータ メンバー

名前

説明

CMFCToolBar::m_bDontScaleImages

高解像度モードでツール バーのイメージを拡大縮小するかどうかを指定します。

CMFCToolBar::m_dblLargeImageRatio

大きいイメージの大きさ (高さまたは幅) と通常のイメージの大きさとの比を指定します。

解説

CMFCToolBar オブジェクトをアプリケーションに組み込むには、次の手順を実行します。

  1. メイン フレーム ウィンドウに CMFCToolBar オブジェクトを追加します。

  2. メイン フレーム ウィンドウの WM_CREATE メッセージを処理する場合は、CMFCToolBar::Create または CMFCToolBar::CreateEx を呼び出してツール バーを作成し、そのスタイルを指定します。

  3. CBasePane::EnableDocking を呼び出してドッキング スタイルを指定します。

コンボ ボックスやドロップダウン ツール バーのような特殊なボタンを挿入するには、親リソースでダミー ボタンを予約し、実行時に CMFCToolBar::ReplaceButton を使用してダミー ボタンを置き換えます。詳細については、「チュートリアル: ツール バーへのコントロールの追加」を参照してください。

CMFCToolBar は、MFC ライブラリ クラス CMFCMenuBar クラスCMFCPopupMenuBar クラスCMFCDropDownToolBar クラスの基本クラスです。

使用例

CMFCToolBar クラスのさまざまなメソッドの使用方法を次の例に示します。この例では、ツール バーのウィンドウ ラベルのテキストの設定方法、境界線の設定方法、ペインのスタイルの設定方法、およびツール バーの末尾に表示される [ボタンの表示/非表示] ボタンを有効にする方法を示しています。このコード スニペットは IE のデモのサンプルの一部です。

    CMFCToolBar     m_wndToolBar;


...


    m_wndToolBar.SetWindowText (_T("Standard"));
    m_wndToolBar.SetBorders ();

    //------------------------------------
    // Remove toolbar gripper and borders:
    //------------------------------------
    m_wndToolBar.SetPaneStyle (m_wndToolBar.GetPaneStyle() &
        ~(CBRS_GRIPPER | CBRS_BORDER_TOP | CBRS_BORDER_BOTTOM | CBRS_BORDER_LEFT | CBRS_BORDER_RIGHT));

    m_wndToolBar.EnableCustomizeButton (TRUE, ID_VIEW_CUSTOMIZE, _T("Customize..."));

必要条件

ヘッダー : afxtoolbar.h

継承階層

CObject

   CCmdTarget

      CWnd

         CBasePane

            CPane

               CMFCBaseToolBar

                  CMFCToolBar

参照

処理手順

チュートリアル: ツール バーへのコントロールの追加

関連項目

階層図

CMFCMenuBar クラス

CMFCPopupMenuBar クラス

CMFCDropDownToolBar クラス

その他の技術情報

MFC クラス