CMFCToolBar::CreateEx
大きいアイコンなどの追加スタイル オプションを使用する CMFCToolBar オブジェクトを作成します。
virtual BOOL CreateEx(
CWnd* pParentWnd,
DWORD dwCtrlStyle=TBSTYLE_FLAT,
DWORD dwStyle=AFX_DEFAULT_TOOLBAR_STYLE,
CRect rcBorders=CRect(1, 1, 1, 1),
UINT nID=AFX_IDW_TOOLBAR
);
パラメーター
[入力] pParentWnd
ツール バーの親ウィンドウへのポインター。[入力] dwCtrlStyle
埋め込みコントロール バー オブジェクトを作成するための追加スタイル。[入力] dwStyle
ツール バーのスタイルです。使用できるスタイルの一覧については、「Toolbar Control and Button Styles」を参照してください。[入力] rcBorders
ツール バー ウィンドウの境界線の幅を指定する CRect オブジェクト。[入力] nID
ツール バーの子ウィンドウの ID。
戻り値
メソッドが正常終了した場合は 0 以外。それ以外の場合は 0。
解説
このメソッドは、コントロール バーを作成してツール バーに結び付けます。
特定のスタイルを指定する場合は、CMFCToolBar::Create ではなく、このメソッドを呼び出してください。たとえば、dwCtrlStyle を TBSTYLE_FLAT | TBSTYLE_TRANSPARENT に設定すると、Internet Explorer 4.0 で使用されているようなツール バーが作成されます。
使用例
CMFCToolBar クラスの CreateEx メソッドの使用方法を示す例を次に示します。このコード スニペットは IE のデモのサンプルの一部です。
CMFCToolBar m_wndToolBar;
...
// The this pointer points to CMainFrame class which extends the CFrameWnd class.
if (!m_wndToolBar.CreateEx (this, TBSTYLE_TRANSPARENT) ||
!m_wndToolBar.LoadToolBar (IDR_MAINFRAME, uiToolbarColdID, uiMenuID,
FALSE /* Not locked */, 0, 0, uiToolbarHotID))
{
TRACE0("Failed to create toolbar\n");
return -1; // fail to create
}
必要条件
ヘッダー : afxtoolbar.h