マスター データ サービスの概要
次のワークフローは、マスター データ サービス の使用方法の概要を示しています。
テスト環境で次のタスクを実行し、マスター データ サービス のインストール時に提供されたサンプル データを使用できます。詳細については、「モデルの配置 (マスター データ サービス)」を参照してください。
特に指定がない限り、次のすべての手順を実行するにはモデル管理者であることが必要です。 詳細については、「管理者 (Master Data Services)」を参照してください。
操作 |
詳細 |
関連項目 |
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モデルを作成する |
モデルは、マスター データ サービス の最上位レベルの編成単位です。 作成する各モデルは、特定のビジネス ニーズに応える必要があります。 たとえば、製品または顧客のマスター リストの追跡が必要な場合があります。 モデルを作成すると、そのモデルが VERSION_1 と見なされます。 |
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エンティティを作成する |
エンティティは、メンバーを含むモデル オブジェクトです。 メンバーとは、マスター データ サービス で管理する物理マスター データのことです。 メンバーを含めるためにエンティティを必要な数だけ作成します。 Product モデルの場合は、製品メンバーのマスター リストを含む Product エンティティを作成できます。 |
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ドメイン ベースの属性として使用するエンティティを作成する |
ドメイン ベースの属性は、エンティティのメンバーによって値が設定される属性です。 ドメイン ベースの属性を作成するには、まず属性値の一覧を設定するエンティティを作成します。 たとえば、色のマスター リストを含む Color エンティティを作成すると、 これらの色を Product エンティティの属性値として使用できます。 |
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エンティティの属性を作成する |
メンバーを表す属性を作成します。 各エンティティには Name 属性と Code 属性が自動的に含まれます。これらの属性は削除できません。 テキスト、日付、数値、またはファイルを含む他の自由形式の属性を作成できます。 たとえば、Product エンティティには、Cost、Weight、SellStartDate の自由形式属性を含めることができます。 |
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属性グループを作成する |
エンティティに 4 つまたは 5 つ以上の属性がある場合は、属性グループを作成できます。 これらのグループは、[エクスプローラー] のグリッド上に表示されるタブに対応します。各タブに属性をグループ化することにより、移動が容易になります。 |
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サポート エンティティのメンバーをインポートする |
ステージング処理を使用してマスター データの読み込みを開始します。 サポート エンティティのメンバーをインポートすることによって、読み込みを開始できます。 Product モデルの場合は、色やサイズをインポートすることを意味します。 手動でメンバーを作成することもできます。
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データのインポート (Master Data Services) |
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データ品質を保証するビジネス ルールを作成する |
データの精度を保証するためにビジネス ルールを作成してパブリッシュします。 ビジネス ルールを使用すると、次のことが可能になります。
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ビジネス ルールを作成しパブリッシュする (マスター データ サービス) |
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プライマリ エンティティのメンバーをインポートし、ビジネス ルールを適用する |
ステージング処理を使用してプライマリ エンティティのメンバーをインポートします。 インポートが完了したら、バージョンを検証することにより、モデル バージョン内のすべてのメンバーにビジネス ルールが適用されます。 次に、ビジネス ルール検証に問題があれば修正します。 |
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派生階層を作成する |
モデル内のエンティティ間に存在するドメイン ベースの属性リレーションシップから派生階層を作成します。 これらのレベル ベースの階層は、ビジネス ニーズの変化に応じて更新可能であり、すべてのメンバーを適切なレベルで記述するようにします。 |
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必要に応じて、明示的階層を作成する |
レベル ベースではなく、単一のエンティティのメンバーを含む階層を作成する場合に、明示的階層を作成できます。 |
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必要に応じて、コレクションを作成します。 |
レポートまたは分析のためにメンバーのさまざまなグループを表示する場合で、完全な階層を必要としないときは、コレクションを作成します。
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ユーザー定義メタデータを作成する |
モデル オブジェクトを記述するには、モデルにユーザー定義メタデータを追加します。 メタデータには、オブジェクトの所有者やデータ ソースを含めることができます。 |
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モデルのバージョンをロックし、バージョン フラグを割り当てる |
モデルのバージョンをロックして、管理者以外のユーザーがメンバーに対する変更を実行できないようにします。 ビジネス ルールに対するバージョンのデータ検証が正常に完了したら、バージョンをコミットできます。これにより、すべてのユーザーがメンバーに対する変更を実行できなくなります。 バージョン フラグを作成してモデルに割り当てます。 フラグによって、ユーザーおよびサブスクライブ システムは使用するモデルのバージョンを識別できます。 |
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サブスクリプション ビューを作成する |
サブスクライブ システムでマスター データを使用するために、サブスクリプション ビューを作成します。これにより、マスター データ サービス データベースに標準ビューが作成されます。 |
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ユーザー権限とグループ権限を構成する |
ユーザー権限とグループ権限は、テスト環境から運用環境にコピーできません。 ただし、運用環境で最終的に使用するセキュリティを決定するために、テスト環境を使用できます。 |
準備ができたら、データの有無に関係なく、運用環境にモデルを配置できます。 詳細については、「モデルの配置 (マスター データ サービス)」を参照してください。