カスタム配信プロトコルの定義
Notification Services のインスタンスを構成する場合は、インスタンスのアプリケーションで使用するカスタム配信プロトコルを定義する必要があります。組み込みの File 配信プロトコルや SMTP 配信プロトコルを定義する必要はありません。
配信プロトコル
配信プロトコルは、Notification Services と、配信チャネルで定義された配信エンドポイントの間の通信を実装します。たとえば、組み込みの SMTP 配信プロトコルを使用して、SMTP サービスに電子メールを転送できます。
アプリケーションの通知クラスごとに、通知の送信に使用する 1 つ以上の配信プロトコルを指定します。通知クラスでは、組み込みの File 配信プロトコルや SMTP 配信プロトコル、またはカスタム配信プロトコルを使用できます。
カスタム プロトコルは、IDeliveryProtocol インターフェイスを使用して作成するか、サードパーティから入手できます。
カスタム プロトコルの定義
Notification Services のインスタンスによってホストされるアプリケーションでカスタム プロトコルを使用する場合、各カスタム プロトコルを定義する必要があります。アプリケーションでカスタム プロトコルが使用されているかどうかがわからない場合は、アプリケーションの通知クラスごとに定義されたプロトコルを確認します。File または SMTP 以外のプロトコルは、すべてカスタム プロトコルです。
カスタム プロトコルを定義するには
Notification Services のインスタンスを XML で構成する場合は、インスタンス構成ファイル (ICF) でカスタム プロトコルを定義します。Notification Services のインスタンスをプログラムで構成する場合は、Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を使用してカスタム プロトコルを定義します。
- Protocols 要素 (ICF)
- ProtocolDefinition クラス (NMO)
参照
概念
インスタンス名の指定
データベース システム名の指定
インスタンス データベースの定義
アプリケーションとインスタンスの関連付け
配信チャネルの定義
引数の暗号化の構成
インスタンスのバージョンと履歴の指定
インスタンス構成ファイルでのパラメータの使用
カスタム配信プロトコルの開発
配信チャネルの定義
その他の技術情報
Notification Services のインスタンスの構成
Protocols 要素 (ICF)
Protocol 要素 (ICF)
インスタンス構成ファイルのテンプレート