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glMultMatrixd 関数

glMultMatrixd 関数と glMultMatrixf 関数は、現在の行列に任意の行列を乗算します。

構文

void WINAPI glMultMatrixd(
   const GLdouble *m
);

パラメーター

m

16 個の連続する値として列主順に格納されている 4x4 行列へのポインター。

戻り値

この関数は値を返しません。

エラー コード

次のエラー コードは、 glGetError 関数によって取得できます。

名前 意味
GL_INVALID_OPERATION
glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間に関数が呼び出されました。

解説

glMultMatrix 関数は、現在の行列に m で指定された行列を乗算します。 つまり、M が現在の行列で、T が glMultMatrix に渡される行列である場合、M は M T に置き換えられます。

現在のマトリックスは、現在のマトリックス モードによって決定されるプロジェクション マトリックス、モデルビュー マトリックス、またはテクスチャ マトリックスです ( glMatrixMode を参照)。

m パラメーターは、列主順に格納された単精度または倍精度浮動小数点値の 4 x 4 行列を指します。 つまり、マトリックスは次の図に示すように格納されます。

![m パラメーターが指す 4x4 行列を示す図。

次の関数は 、glMultMatrix に関連する情報を取得します。

引数GL_MATRIX_MODEを含む glGet

引数GL_MODELVIEW_MATRIXを含む glGet

引数GL_PROJECTION_MATRIXを含む glGet

引数GL_TEXTURE_MATRIXを含む glGet

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Gl.h
ライブラリ
Opengl32.lib
[DLL]
Opengl32.dll

関連項目

glBegin

glEnd

glLoadIdentity

glLoadMatrix

glMatrixMode

glPushMatrix