TraceView -parsepdb
TraceView -parsepdb コマンドを使用して、PDB シンボル ファイル内のデータからトレース メッセージ形式ファイルを作成します。
traceview -parsepdb PDBfile [-p TMFPath]
パラメーター
PDBfile
リソース PDB シンボルのパスとファイル名を指定します。
-p TMFPath
トレース メッセージ形式 (TMF) ファイルのディレクトリを指定します。
TMF ファイルの名前は指定できません。 ファイル名は、トレース プロバイダーのメッセージ GUID です。
例
traceview -parsepdb tracedrv.pdb
traceview -parsepdb tracedrv.pdb -p d:\tracing
Comments
TraceView では、ソース コード内のトレース プロバイダーごとにトレース メッセージ コントロール (.tmc) ファイルも作成されます。 TMC ファイルには、PDB ファイルで表される各トレース プロバイダーのコントロール GUID とトレース レベルが含まれています。 TMC ファイルの名前は、トレース プロバイダーの制御 GUID です。
TraceView が -parsepdb コマンドに応答する場合は、いずれかのキーを押して終了メッセージを表示するだけで、必要な DLL が TraceView 実行可能ファイル (traceview.exe) が配置されているディレクトリに移動されていないことを示している可能性があります。 詳細については、「TraceView を使用するための準備」を参照してください。 これは、PDB ファイルに必要なトレース コンポーネントがないことを示している場合もあります。 PDB ファイルの作成元のソース コードがソフトウェア トレース用にインストルメント化されていることを確認します。