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トレース メッセージ コントロール ファイル

注意 Windows Vista より前のバージョンでは、この種類のファイルは Tracepdb によって、デフォルトで生成されていました。 代わりに、Tracepdb ツールによって、バイナリ内のプロバイダー情報を記述する MOF (.mof) ファイルが生成されるようになりました。 TraceView を使用している場合を除き、これらの TMC ファイルへの参照は無視します。

A トレース メッセージ コントロール (TMC) ファイルは、PDB ファイルで表される各トレース プロバイダーコントロール GUIDを含むテキスト ファイルです。 TMC ファイルの名前は、トレース プロバイダーの制御 GUID の後に .tmc ファイル名拡張子が続きます。

TracefmtTraceView は、PDB ファイルの書式設定命令からトレース メッセージ形式 (.tmf) ファイル を作成する際に、それぞれのトレース プロバイダーの TMC ファイルを作成します。 -c オプションを使用すると、 Tracepdb で TMC ファイルを生成することもできます。

また、TMC ファイルには、次の情報が含まれています。

  • PDB ファイルのパスおよびファイル名。

  • PDB ファイルが作成された日時。

  • 各トレース プロバイダーのコントロール GUID。

  • トレース プロバイダーによって定義されたトレース フラグ

TraceView は TMC ファイルを使用して、各プロバイダーのトレース フラグを検索します。 このファイルは、トレース プロバイダーのコントロール GUID へのクイック リファレンスとして使用できます。