次の方法で共有


BEGIN_PROP_MAP

オブジェクトのプロパティ マップの開始位置を示します。

BEGIN_PROP_MAP( theClass )

パラメーター

  • theClass
    [入力]プロパティ マップを含むクラスを指定します。

解説

プロパティ マップでプロパティの説明、プロパティの DISPID、およびプロパティ ページの CLSID IDispatch IID を格納します。この情報を取得および設定 IPerPropertyBrowsingImpl、クラス IPersistPropertyBagImplIPersistStreamInitImplおよび使用 ISpecifyPropertyPagesImpl のプロパティ マップ。

ATL プロジェクト ウィザードを使ってオブジェクトを作成する場合、ウィザードは END_PROP_MAPに続く BEGIN_PROP_MAP を指定して、空のプロパティ マップを作成します。

BEGIN_PROP_MAP は、プロパティ マップを使用してオブジェクトにユーザー インターフェイスがある範囲がないため、プロパティ マップの範囲 (つまり、コード分析を保存しません)。オブジェクトは、ユーザー インターフェイスを持つ ActiveX コントロールの場合、エクステントがあります。この場合は、のプロパティ マップで範囲を指定するに PROP_DATA_ENTRY を指定する必要があります。

使用例

BEGIN_PROP_MAP(CMyPropCtrl)
   PROP_DATA_ENTRY("_cx", m_sizeExtent.cx, VT_UI4)
   PROP_DATA_ENTRY("_cy", m_sizeExtent.cy, VT_UI4)
   PROP_ENTRY_TYPE("Property1", 1, CLSID_MyPropPage1, VT_BSTR)
   PROP_ENTRY_TYPE_EX("Caption", DISPID_CAPTION, CLSID_MyPropPage2, IID_IMyDual1, VT_BSTR)
   PROP_ENTRY_INTERFACE_CALLBACK("CorrectParamCallback", 0, CLSID_MyPropPage1, AllowedCLSID, VT_DISPATCH)
   PROP_ENTRY_INTERFACE_CALLBACK_EX("CorrectParamCallbackEx", 1, IID_IMyDual1, CLSID_MyPropPage2, AllowedCLSID, VT_UNKNOWN)
   PROP_PAGE(CLSID_MyPropPage3)
END_PROP_MAP()

必要条件

ヘッダー: atlcom.h

参照

その他の技術情報

プロパティ マップに関するマクロ

ATL マクロ