次の方法で共有


IPerPropertyBrowsingImpl クラス

このクラスは IUnknown を実装します。また、オブジェクトのプロパティ ページ内の情報にクライアントからアクセスできるようにします。

重要 : 重要

このクラスおよびメンバーは Windows ランタイムで実行されるアプリケーションで使用することはできません。

template<
class T 
>
class ATL_NO_VTABLE IPerPropertyBrowsingImpl :
public IPerPropertyBrowsing

パラメーター

  • T
    IPerPropertyBrowsingImplから派生したクラス。

メンバー

dtc118sd.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

IPerPropertyBrowsingImpl::GetDisplayString

特定のプロパティを示す文字列を取得します。

IPerPropertyBrowsingImpl::GetPredefinedStrings

承認指定されたプロパティができる値に対応する文字列の配列を取得します。

IPerPropertyBrowsingImpl::GetPredefinedValue

特定の DISPID によって識別されるプロパティの値を含む VARIANT を取得します。DISPID は GetPredefinedStringsから取得される文字列の名前が付けられます。ATL 実装は、E_NOTIMPLを返します。

IPerPropertyBrowsingImpl::MapPropertyToPage

特定のプロパティに関連付けられたプロパティ ページの CLSID を取得します。

解説

IPerPropertyBrowsing のインターフェイスは、クライアントがオブジェクトのプロパティ ページ内の情報にアクセスできるようになります。クラス IPerPropertyBrowsingImpl は、このインターフェイスの既定の実装を提供し、デバッグ ビルドでダンプ デバイスに情報を送信して IUnknown を実装します。

[!メモ]

コンテナー アプリケーションとして Microsoft Access を使用すると、IPerPropertyBrowsingImplからクラスを派生させる必要があります。それ以外の場合は、アクセスは、コントロールを読み込みません。

関連トピック   ATL チュートリアルATL プロジェクトの作成

継承階層

IPerPropertyBrowsing

IPerPropertyBrowsingImpl

必要条件

Header: atlctl.h

参照

関連項目

IPropertyPageImpl クラス

ISpecifyPropertyPagesImpl クラス

その他の技術情報

ATL クラスの概要