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CMFCToolBarFontComboBox クラス

システム フォントの一覧からユーザーがフォントを選択するための、コンボ ボックス コントロールを含むツール バーのボタンです。

class CMFCToolBarFontComboBox : public CMFCToolBarComboBoxButton

メンバー

Bb982559.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifプロテクト コンストラクター

名前

説明

CMFCToolBarFontComboBox::CMFCToolBarFontComboBox

CMFCToolBarFontComboBox オブジェクトを構築します。

Bb982559.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifパブリック メソッド

名前

説明

CMFCToolBarFontComboBox::GetFontDesc

コンボ ボックス内の指定されたインデックスに対応する CMFCFontInfo オブジェクトへのポインターを返します。

CMFCToolBarFontComboBox::SetFont

フォント名またはフォントのプレフィックスと文字セットに従って、フォント コンボ ボックス内のフォントを選択します。

Bb982559.collapse_all(ja-jp,VS.110).gifデータ メンバー

解説

ツール バーにフォント コンボ ボックス ボタンを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 親ツール バー リソースでボタンのダミー リソース ID を予約します。

  2. CMFCToolBarFontComboBox オブジェクトを構築します。

  3. AFX_WM_RESETTOOLBAR メッセージを処理するメッセージ ハンドラーで、CMFCToolBar::ReplaceButton を使用して元のボタンを新しいコンボ ボックス ボタンに置き換えます。

  4. CMFCToolBarFontComboBox::SetFont メソッドを使用して、コンボ ボックスで選択されたフォントをどく内のフォントと同期させます。

ドキュメントのフォントをコンボ ボックスで選択されたフォントと同期させるには、CMFCToolBarFontComboBox::GetFontDesc メソッドを使用して選択されたフォントの属性を取得し、その属性を使用して CFont クラス オブジェクトを作成します。

フォント コンボ ボックス ボタンは Win32 関数の EnumFontFamiliesEx を呼び出して、システムで使用できるスクリーン フォントとプリンター フォントを判断します。

継承階層

CObject

   CMFCToolBarButton

      CMFCToolBarComboBoxButton

         CMFCToolBarFontComboBox

必要条件

ヘッダー : afxtoolbarfontcombobox.h

参照

処理手順

チュートリアル: ツール バーへのコントロールの追加

関連項目

階層図

CMFCToolBar クラス

CMFCToolBarButton クラス

CMFCToolBarComboBoxButton クラス

CMFCFontInfo クラス

CMFCToolBar::ReplaceButton

その他の技術情報

MFC クラス