PowerPivot ウィンドウ: タブ
ここでは、PowerPivot ウィンドウにある [詳細設定] タブについて説明します。また、このタブで使用できるダイアログ ボックスについても説明します。 ユーザー インターフェイスの概要と、PowerPivot ウィンドウを開く方法については、「PowerPivot UI の概要」を参照してください。[詳細設定] タブでは、パースペクティブの作成または編集、集計関数による数値列の集計、Power View などのレポート クライアント ツールのレポート プロパティの設定を行うことができます。
![PowerPivot ウィンドウの [詳細設定] タブ](images/hh272055.gemini_advancedtab(sql.110).gif "PowerPivot ウィンドウの [詳細設定] タブ")
.gif "注意") 注 |
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Windows Vista および Windows 7 では、PowerPivot ウィンドウの機能をリボンから実行できます。このセクションではその手順について説明しています。 Windows XP では、同じ機能を一連のメニューから実行できます。 Windows XP を使用している場合、メニュー コマンドとリボン コマンドの対応については、「Windows XP の PowerPivot UI」を参照してください。 |
[詳細設定] タブを表示するには
[ホーム] タブの左側にある [ファイル] ボタンをクリックします。 [ファイル] メニューが開きます。
[詳細設定モードへの切り替え] をクリックします。 [詳細設定] タブが [デザイン] タブの右側に表示されます。
パースペクティブ
パースペクティブは、各種のスライスや一連のデータを追跡するメタデータ レイヤーです。 通常、パースペクティブは、特定のユーザー グループまたはビジネス シナリオを想定して定義され、大規模なデータセットがパースペクティブによって参照しやすくなります。 [パースペクティブ] ダイアログ ボックスを表示するには、[詳細設定] タブの [パースペクティブ] をクリックします。 パースペクティブの詳細については、「PowerPivot のパースペクティブ」、「[パースペクティブ] ダイアログ ボックス」、および「パースペクティブの作成 (チュートリアル)」を参照してください。
暗黙的なメジャーの表示
暗黙的なメジャーとは、Excel で PowerPivot フィールド リストの値の一覧にフィールドをドラッグして作成したメジャーのことです。 これは、ブックにスタンドアロン カスタム計算として作成する明示的なメジャーとは対照的に、同じブック内で複数のピボットテーブルまたはピボットグラフによって再利用できます。 暗黙的なメジャーは簡単に作成および使用できますが、明示的なメジャーと同じレベルの機能はサポートされません。 たとえば、暗黙的なメジャーを基にして KPI を作成することはできません。また、Power View で暗黙的なメジャーを使用することもできません。
既定では、暗黙的なメジャーは計算領域に表示されません。 暗黙的なメジャーを計算領域で表示するには、[暗黙的なメジャーの表示] をクリックします。 暗黙的なメジャーが、その基になっている同じテーブル内の同じ列の下に表示されます。
集計の方法
集計関数で値を集計する数値列を選択します。 関数をドロップダウン リストから選択すると、PowerPivot の [フィールドの一覧]、および Power View などのレポート クライアント ツールの既定の集計動作が設定されます。
レポートのプロパティ
[詳細設定] タブの [レポートのプロパティ] 領域で、Power View などのレポート クライアント ツールのレポート デザインに影響するプロパティを設定することができます。
[テーブルの詳細] をクリックすると [テーブルの詳細] ダイアログが開き、テーブル使用時に自動的にレポートに組み込まれるフィールドを指定できます。 フィールドを選び、各フィールドの表示順序を選択します。テーブルで選択するとテーブルとフィールドの両方がレポートに追加されるので、レポート作成者は余分な手順を省くことができます。 詳細については、「Power View レポートの既定のフィールド セットの構成」を参照してください。
[テーブルの詳細] をクリックすると [テーブルの詳細] ダイアログが開き、テーブルの既定のグループ化の動作を変更したり、カードやグラフ レポートのレイアウトで使用する既定のラベルや画像を設定したりできます。 詳細については、「[テーブル動作] ダイアログ ボックス」を参照してください。
"画像の URL" は、URL を含む列で、SharePoint サイトまたは Web 上の画像に対して設定できるプロパティです。 このプロパティを設定することによって、Power View に対し、レポートにテキスト データとして URL アドレスを返すのではなく、画像ファイルを取得するように指定します。