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ApplicationExecutionSettings 要素 (ADF)

アプリケーションの実行設定を指定する要素が含まれます。

構文

<Application>
    ...
    <ApplicationExecutionSettings>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

Application 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。この要素およびその子要素を削除すると、アプリケーションは子要素に対して既定値を使用します。

要素の関係

関係 要素

親要素

Application 要素 (ADF)

子要素

ApplicationExecutionSettings の QuantumDuration 要素 (ADF)

ChronicleQuantumLimit 要素 (ADF)

SubscriptionQuantumLimit 要素 (ADF)

ProcessEventsInOrder 要素 (ADF)

PerformanceQueryInterval 要素 (ADF)

EventThrottle 要素 (ADF)

SubscriptionThrottle 要素 (ADF)

NotificationThrottle 要素 (ADF)

DistributorLogging 要素 (ADF)

Vacuum 要素 (ADF)

解説

ApplicationExecutionSettings 要素には、アプリケーションの実行方法を定義する要素が含まれます。これらの設定の詳細については、「アプリケーションの実行設定の指定」を参照してください。

使用例

以下では、設定の例と、その設定を使用して生成された ApplicationExecutionSettings 要素の例を、順番に示します。

  • ジェネレータ クォンタム期間 = 5 分。
  • 記録クォンタムの制限 = 25 クォンタム (125 分、または 2 時間強)。
  • サブスクリプション クォンタムの制限 = 12 クォンタム (60 分、または 1 時間)。
  • アプリケーションはサブクォンタム シーケンスを使用します。
  • パフォーマンス クエリは 1 時間ごとに実行されます。
  • クォンタムあたり 5,000 イベントを許可するイベント スロットル。
  • サブスクリプション スロットルでは、クォンタムあたり 3,000 サブスクリプションの処理が許可されます。
  • クォンタムあたり 5,000 通知を許可する通知スロットル。
  • ディストリビュータでは、通知の配信前の情報と通知の配信状態がログに記録されますが、通知テキストは記録されません。
  • Vacuumer は、毎日、午前 3 時から午前 5 時までと午後 11 時から午前 1 時 (UTC) まで実行され、3 日よりも古いデータは削除されます。
<ApplicationExecutionSettings>
    <QuantumDuration>P0DT00H05M00S</QuantumDuration>
    <ChronicleQuantumLimit>25</ChronicleQuantumLimit>
    <SubscriptionQuantumLimit>12</SubscriptionQuantumLimit>
    <ProcessEventsInOrder>true</ProcessEventsInOrder>
    <PerformanceQueryInterval>P0DT01H00M00S</PerformanceQueryInterval>
    <EventThrottle>5000</EventThrottle>
    <SubscriptionThrottle>3000</SubscriptionThrottle>
    <NotificationThrottle>5000</NotificationThrottle>
    <DistributorLogging>
        <LogBeforeDeliveryAttempts>true</LogBeforeDeliveryAttempts>
        <LogStatusInfo>true</LogStatusInfo>
        <LogNotificationText>false</LogNotificationText>
    </DistributorLogging>
    <Vacuum>
        <RetentionAge>P3DT00H00M00S</RetentionAge>
        <VacuumSchedule>
            <Schedule>
                <StartTime>23:00:00</StartTime>
                <Duration>P0DT02H00M00S</Duration>
            </Schedule>
            <Schedule>
                <StartTime>03:00:00</StartTime>
                <Duration>P0DT02H00M00S</Duration>
            </Schedule>
        </VacuumSchedule>
    </Vacuum>
</ApplicationExecutionSettings>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

アプリケーションの実行設定の指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手