外部テーブル
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
外部テーブルは、Kusto データベースの外部に格納されているデータを参照するスキーマ エンティティです。
外部テーブルには、テーブルと同じように、明確に定義されたスキーマ (列名とデータ型のペアの順序指定済みリスト) があります。
データがクラスターに取り込まれるテーブルとは異なり、外部テーブルは、クラスターの外部に格納および管理されているデータに対して動作します。
サポートされている外部データ ソースは次のとおりです。
- Azure Blob Storage または Azure Data Lake に格納されているファイル。 ほとんどの場合、データは CSV、JSON、Parquet、AVRO などの標準的な形式で格納されています。サポートされている形式の一覧については、サポートされる形式に関するページを参照してください。
- SQL テーブル (SQL Server、MySql、PostgreSql、Cosmos DB)。
外部テーブルの作成方法については、次を参照してください。
外部テーブルは、external_table() 関数を使用して、その名前で参照できます。
外部テーブルの管理には、次のコマンドを使用します。
外部テーブルに対してクエリを実行する方法と、取り込まれたデータと割り当てられていないデータの詳細については、「Azure Data Explorer を使用して Azure Data Lake でデータを クエリを実行する」を参照してください。
外部デルタ テーブルに対するクエリを高速化するには、 Query アクセラレーション ポリシーを参照してください。
Note
- データベースあたりの外部テーブルの上限は 1,000 です。
- 外部テーブル名では大文字と小文字が区別され、Kusto テーブル名と重複することはできません。 詳細については、「 Identifier の名前付け規則を参照してください。
- Azure Data Explorer では、外部テーブルへの エクスポート と 連続するエクスポート がサポートされます。
- データの消去は外部テーブルには適用されません。 外部テーブルからはレコードを削除できません。
- 行レベルのセキュリティ ポリシー 外部テーブルに対して構成することはできません。