MergedFreeBusy
MergedFreeBusy 要素には、マージされた空き時間情報ストリームのデータが含まれています。
<MergedFreeBusy>...</MergedFreeBusy>
string
属性と要素
以下のセクションで、属性、子要素、親要素について説明します。
属性
なし。
子要素
なし。
親要素
要素 | 説明 |
---|---|
FreeBusyView |
特定のユーザーの可用性情報が含まれます。 この要素への XPath 式を次に示します: /GetUserAvailabilityResponse/FreeBusyResponseArray/FreeBusyResponse/FreeBusyView |
テキスト値
FreeBusyViewType 要素の値が次のいずれかの場合、サーバーによってテキスト値が提供されます。
DetailedMerged
FreeBusyMerged
MergedOnly
テキスト値は、空き時間情報のストリームです。
注釈
この要素によって提供されるデータのストリームは、 MergedFreeBusyIntervalInMinutes 要素と TimeWindow 要素によって定義されます。 TimeWindow 要素は、可用性に関してクエリを実行する期間を定義します。 MergedFreeBusyIntervalInMinutes 要素は、TimeWindow 要素からの時間を、MergedFreeBusy 要素で返される間隔に分割する方法を定義します。 MergedFreeBusy ストリーム内の各数値は、MergedFreeBusyIntervalInMinutes 要素によって定義された 1 つの間隔を表します。 次の表に、個々の間隔で使用可能な値を示します。
桁 | 利用の可否 |
---|---|
0 |
空き |
1 |
仮の予定 |
2 |
多忙 |
3 |
不在時 (OOF) |
4 |
データなし |
たとえば、空き時間情報データの要求には、4 時間を表す TimeWindow 要素と、60 分を表す MergedFreeBusyIntervalInMinutes 要素が含まれます。 要求されたユーザーの予定表が最初の 60 分間 OOF で、次の 90 分間ビジー状態で、時間枠の最後の 90 分間スケジュール解除された場合、 MergedFreeBusy ストリームは 3220 になります。 間隔に複数の可用性分類が含まれている場合、その間隔を分類するために最も大きい数値が使用されます。
この要素によって提供される詳細レベルは、要求者に付与されるアクセス許可によって異なります。
この要素を記述するスキーマは、クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている MicrosoftExchange Server 2007 を実行しているコンピューターの EWS 仮想ディレクトリにあります。
要素の情報
要素 | 例 |
---|---|
Namespace |
http://schemas.microsoft.com/exchange/services/2006/types |
スキーマ名 |
型スキーマ |
検証ファイル |
Types.xsd |
空に設定可能 |
False |