セキュリティの説明
セキュリティのデシプションは WS_SECURITY_DESCRIPTION 構造体で表され、 WsCreateChannel 関数を呼び出してセキュリティで保護されたチャネルを作成するとき、または WsCreateListener 関数を呼び出してリスナーを作成すると、セキュリティ記述のインスタンスが提供されます。
セキュリティの説明の構造
チャネル セキュリティの基本的なモデルは、チャネルが 1 つ以上のセキュリティ トークンで保護されるということです。 このモデルを反映して、 WS_SECURITY_DESCRIPTION 構造体には、 WS_SECURITY_BINDING 構造体で表されるセキュリティ バインドの一覧が含まれており、各セキュリティ バインドは、チャネルで 1 つのセキュリティ トークンを取得して使用する方法を説明します。 チャネルで使用されるセキュリティの種類は、セキュリティの説明に含まれるセキュリティ バインディング サブタイプの選択によって決められます。
セキュリティ バインドに固有のオプションのセキュリティ設定は、セキュリティ バインド構造のセキュリティ バインド設定として指定されます。ただし、セキュリティ バインディングに依存しないチャネル全体の設定は、セキュリティの説明自体のプロパティ フィールドでセキュリティ チャネル設定として直接指定されます。
次の API 要素は、セキュリティの説明と共に使用されます。
構造体 | 説明 |
---|---|
WS_SECURITY_DESCRIPTION | チャネル (クライアント側) またはリスナー (サーバー側) のセキュリティ要件を指定するために使用される最上位の構造。 |