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IAMWMBufferPassCallback::Notify メソッド

[このページに関連付けられている機能である Windows Media Format 11 SDK は、従来の機能です。 ソース リーダーシンク ライターに置き換わりました。 ソース リーダーシンク ライターは、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 Microsoft では、可能であれば、新しいコードで Windows Media Format 11 SDK ではなくソース リーダーシンク ライターを使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]

Notify メソッドは、ストリーミング中に配信される各バッファーのピンによって呼び出されます。

構文

HRESULT Notify(
  [in] INSSBuffer3    *pNSSBuffer3,
  [in] IPin           *pPin,
  [in] REFERENCE_TIME *prtStart,
  [in] REFERENCE_TIME *prtEnd
);

パラメーター

pNSSBuffer3 [in]

メディア サンプルで公開されている INSSBuffer3 インターフェイスへのポインター。

pPin [in]

サンプルが属しているメディア ストリームに関連付けられているピンへのポインター。

prtStart [in]

サンプルの開始時刻。

prtEnd [in]

サンプルの終了時刻。

戻り値

特定の戻り値は指定されません。 呼び出し元のピンは HRESULT を無視します。

解説

このメソッドを使用すると、アプリケーションは、バッファーの内容が処理される前に、メディア バッファー内の情報を調べて処理できます。 アプリケーションは、ピンのメディアの種類を知る役割を担います。 この情報を取得するには、最初にプロファイルからストリーム情報を取得し、 IConfigAsfWriter2::StreamNumFromPin メソッドを呼び出して、各ストリームに関連付けられているピンを確認します。

関連項目

DirectShow QASF リファレンス

IAMWMBufferPassCallback インターフェイス

INSSBuffer3 インターフェイス