DirectShow QASF リファレンス

このセクションには、次の DirectShow QASF フィルター、インターフェイス、および列挙体のプログラミングリファレンスが含まれています。 DirectShow SDK ドキュメントには、 IBaseFilter や IPin など、これらのフィルターによって公開されるその他のジェネリック インターフェイスと、以前のバージョンの QASF コンポーネントに関するリファレンスおよびプログラミング ガイドの資料が含まれています。

QASF 名の詳細については、「 DirectShow について」を参照してください。

DirectShow QASF コンポーネントには、次のフィルターが含まれています。

Assert	説明
WM ASF リーダー フィルター	ローカルまたはリモートの ASF ファイルを読み取り、解析します。
WM ASF ライター フィルター	圧縮または圧縮されていない入力ストリームから ASF ファイルを作成します。

 

DirectShow QASF コンポーネントで使用するために、次のインターフェイスが定義されています。

インターフェイス	説明
IAMWMBufferPass	アプリケーションが WM ASF ライター の入力ピンまたは WM ASF リーダー フィルターの出力ピンからのコールバックに登録できるようにするメソッドを提供します。 インデックス作成およびデータ ユニット拡張機能の追加時に使用されます。
IAMWMBufferPassCallback	アプリケーションによって実装され、フィルターによって呼び出されます。 アプリケーションでは、このインターフェイスの 1 つのメソッドを使用して、ストリーム内の個々のサンプルに関する情報を取得します。 インデックス作成およびデータ ユニット拡張機能の追加時に使用されます。
IConfigAsfWriter	WM ASF ライターに実装されます。 ファイルのプロファイルとインデックス作成パラメーターを指定するためにアプリケーションによって使用されます。
IConfigAsfWriter2	WM ASF ライターに追加の構成機能を提供します。

 

DirectShow QASF コンポーネントで使用するために、次の列挙、構造体、およびイベントが定義されています。

列挙	説明
_AM_ASFWRITERCONFIG_PARAM	IConfigAsfWriter2::GetParam メソッドと SetParam メソッドで使用されるフィルター構成パラメーターを定義します。

 

構造体	説明
AM_WMT_EVENT_DATA	WMT_STATUS イベントに関連する情報と、Windows Media Format SDK によって返される関連付けられた状態コードが含まれます。

 

Event	説明
EC_WMT_EVENT	Windows Media Format SDK から転送されたイベント。
EC_WMT_INDEX_EVENT	アプリケーションが WM ASF ライター を使用して Windows Media Video ファイルのインデックスを作成するときに送信されます。