イメージ エンコーダーとデコーダーの使用
Windows GDI+ には、 メモリにイメージ を格納し、メモリ内のイメージを操作するための Image クラスと Bitmap クラスが用意されています。 GDI+ は、イメージ エンコーダーを使用してディスク ファイルにイメージを書き込み、イメージ デコーダーを使用してディスク ファイルからイメージを読み込みます。 エンコーダーは、 Image オブジェクトまたは Bitmap オブジェクトのデータを指定されたディスク ファイル形式に変換します。 デコーダーは、ディスク ファイル内のデータを Image オブジェクトと Bitmap オブジェクトに必要な形式に変換します。 GDI+ には、次のファイルの種類をサポートするエンコーダーとデコーダーが組み込まれています。
- BMP
- GIF
- JPEG
- PNG
- TIFF
また、GDI+ には次のファイルの種類をサポートするデコーダーが組み込まれています。
- WMF
- EMF
- ICON
次のトピックでは、エンコーダーとデコーダーについてさらに詳しく説明します。
- インストールされているエンコーダーの一覧表示
- インストールされているデコーダーの一覧表示
- エンコーダーのクラス識別子の取得
- エンコーダーでサポートされるパラメーターの決定
- BMP イメージを PNG イメージに変換する
- JPEG 圧縮レベルの設定
- 情報を失わずに JPEG 画像を変換する
- 複数フレーム画像の作成と保存
- Multiple-Frame イメージから個々のフレームをコピーする