次の方法で共有


D3DXSHScale 関数 (D3dx9math.h)

Note

D3DX (D3DX 9、D3DX 10、および D3DX 11) ユーティリティ ライブラリは非推奨であり、Windows ストア アプリではサポートされていません。

Note

この関数を使用する代わりに、 球面調和演算 ライブラリ関数 XMSHScale を使用することをお勧めします。

球面調和 (SH) ベクトルをスケーリングします。つまり、pOut[i] = pA[i]*Scale です。

構文

FLOAT* D3DXSHScale(
  _Out_       FLOAT *pOut,
  _In_        UINT  Order,
  _In_  const FLOAT *pIn,
  _In_  const FLOAT *Scale
);

パラメーター

pOut [out]

型: FLOAT*

球面調和 (SH) 出力係数へのポインター。 この評価では、Order² 係数が生成されます。 「解説」を参照してください。

Order [in]

型: UINT

SH評価の順序。 D3DXSH_MINORDERからD3DXSH_MAXORDERまでの範囲に含める必要があります。 この評価では、Order² 係数が生成されます。 評価の次数は Order - 1 です。

pIn [in]

型: const FLOAT*

スケーリングする SH ベクターへのポインター。

スケール [in]

型: const FLOAT*

スケール値へのポインター。

戻り値

型: FLOAT*

SH 出力係数へのポインター。

解説

基底関数 Ylm の各係数は、次の場所のメモリ位置 l² + m + l に格納されます。

  • l は基底関数の次数です。
  • m は、指定された l 値の基底関数インデックスであり、-l から l までの範囲です。

要件

要件
ヘッダー
D3dx9math.h
ライブラリ
D3dx9.lib

関連項目

数値演算関数

事前計算済みの放射転送 (Direct3D 9)