IBackgroundCopyCallback::JobError メソッド
配信の最適化では、ジョブの状態が BG_JOB_STATE_ERROR に変わると、 JobError メソッドの実装が呼び出されます。
構文
HRESULT JobError(
[in] IBackgroundCopyJob *pJob,
[in] IBackgroundCopyError *pError
);
パラメーター
-
pJob [in]
-
エラーが発生する前に転送されたバイト数やファイル数など、ジョブ関連の情報が含まれます。 また、ジョブを再開および取り消すメソッドも含まれています。 pJob を解放しないでください。配信の最適化は、JobError メソッドが返されたときにインターフェイスを解放します。
-
pError [in]
-
致命的なエラーが発生した時点で処理されているファイルやエラーの説明などのエラー情報が含まれます。 pError を解放しないでください。配信の最適化は、JobError メソッドが返されたときにインターフェイスを解放します。
戻り値
このメソッドは 、S_OKを返す必要があります。それ以外の場合、配信の最適化は 、S_OK が返されるまで、このメソッドを呼び出し続けます。 パフォーマンス上の理由から、 S_OK 以外の値を返す回数を数回に制限する必要があります。 エラー コードを返す代わりに、常に S_OK を返し、エラーを内部的に処理することを検討してください。 このメソッドが呼び出される間隔は任意です。
注釈
エラーの原因を特定したら、次のいずれかのオプションを実行します。
- ジョブを取り消すには、 IBackgroundCopyJob::Cancel メソッドを呼び出します。
- エラーが発生する前に正常に転送されたジョブの部分を受け入れるには、 IBackgroundCopyJob::Complete メソッドを呼び出します。 このオプションは、ジョブのアップロードには適用されません。アップロード ジョブの一部を完了することはできません。
- ジョブの処理を完了するには、問題を解決してから、 IBackgroundCopyJob::Resume メソッドを呼び出します。
一時的なエラーでは 、JobError メソッドの呼び出しは生成されません。
配信の最適化は、ジョブが HTTP 403 エラーに達した場合はBG_ERROR_CONTEXT_REMOTE_FILEを返します。それ以外BG_ERROR_CONTEXT_NONE。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 10、バージョン 1709 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server バージョン 1709 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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IDL |
|
ライブラリ |
|
[DLL] |
|
IID |
IID_IBackgroundCopyCallbackは 97EA99C7-0186-4AD4-8DF9-C5B4E0ED6B22 として定義されています |