IBackgroundCopyCallback インターフェイス
IBackgroundCopyCallback インターフェイスを実装して、ジョブの完了、変更、またはエラーが発生したことを示す通知を受け取ります。 クライアントは、ジョブの状態をポーリングする代わりに、このインターフェイスを使用します。
メンバー
IBackgroundCopyCallback インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IBackgroundCopyCallback には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IBackgroundCopyCallback インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
JobError | エラーが発生したときに呼び出されます。 |
JobModification | ジョブが変更されたときに呼び出されます。 |
JobTransferred | ジョブ内のすべてのファイルが正常に転送されたときに呼び出されます。 |
解説
通知を受信するには、 IBackgroundCopyJob::SetNotifyInterface メソッドを呼び出して 、IBackgroundCopyCallback 実装へのインターフェイス ポインターを指定します。 受信する通知を指定するには、 IBackgroundCopyJob::SetNotifyFlags メソッドを 呼び出します。
配信の最適化では、インターフェイス ポインターが有効である限り、コールバックが呼び出されます。 アプリケーションが終了すると、通知インターフェイスは無効になります。配信の最適化では、通知インターフェイスは保持されません。 その結果、アプリケーションの初期化プロセスでは、通知を受信する既存のジョブに対して SetNotifyInterface メソッドを呼び出す必要があります。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 10、バージョン 1709 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server バージョン 1709 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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IDL |
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ライブラリ |
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[DLL] |
|
IID |
IID_IBackgroundCopyCallbackは 97EA99C7-0186-4AD4-8DF9-C5B4E0ED6B22 として定義されています |