GdiplusAbort 構造体 (gdiplustypes.h)
GdiplusAbort 構造体は、時間のかかるレンダリング操作中に、Windows GDI+ がアプリケーション定義の Abort メソッドを定期的に呼び出すメカニズムを提供します。
「GdiplusAbort::Abort」を参照してください。
構文
struct GdiplusAbort {
HRESULT Abort();
};
メンバー
Abort は、時間のかかるレンダリング操作中に Windows GDI+ によって定期的に呼び出されるアプリケーション定義のメソッドです。 GdiplusAbort 構造体を参照してください。
解説
GdiplusAbort 構造体には、Abort という名前の仮想メソッドであるメソッドが 1 つだけ含まれています。 GdiplusAbort 構造体にはデータ メンバーがありません。
コールバック メソッドを作成するには、次の手順に従います。
-
GdiplusAbort から派生する構造体を作成し、次のメソッドを実装します。
HRESULT __stdcall Abort(void)
- Abort メソッドで必要となるデータを保持するデータ メンバーを作成します。
- GdiplusAbort 子孫のアドレスを Image::SetAbort メソッドに渡します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | gdiplustypes.h (Gdiplus.h を含む) |