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Graphics::D rawImage(Image*,constPointF*,INT) メソッド (gdiplusgraphics.h)

Graphics::D rawImage メソッドはイメージを描画します。

構文

Status DrawImage(
  [in] Image        *image,
  [in] const PointF *destPoints,
  [in] INT          count
);

パラメーター

[in] image

種類: イメージ*

ソース イメージを指定する Image オブジェクトへのポインター。

[in] destPoints

型: const PointF*

イメージを描画する領域を並列四辺形で指定する PointF オブジェクトの配列へのポインター。

[in] count

型: INT

destPoints 配列内の要素の数を指定する整数。

戻り値

種類: 状態

メソッドが成功した場合は、Status 列挙体の要素である Ok を返します

メソッドが失敗した場合は、 Status 列挙体の他の要素のいずれかを返します。

解説

並列四辺形の左上隅、右上隅、左下隅の座標を指定するには、 count パラメーターの値が 3 である必要があります。 右下隅の座標は、指定された 3 つの座標、幅、画像の高さを使用して計算されます。 画像は平行四辺形に合わせて拡大縮小されます。

次の例では、イメージを描画します。

VOID Example_DrawImage3(HDC hdc)

{
   Graphics graphics(hdc);

   // Create an Image object.
   Image image(L"climber.jpg");

   // Create an array of PointF objects that specify the destination of the image.
   PointF destPoints[3] = {
   PointF(30.0f, 30.0f),
   PointF(250.0f, 50.0f),
   PointF(175.0f, 120.0f)};

   PointF* pdestPoints = destPoints;

   // Draw the image.
   graphics.DrawImage(&image, pdestPoints, 3);
}

次の図は、上記のコードの出力を示しています。

平行四辺形にせん断された以前の四角形の画像を示す図

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP、Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー gdiplusgraphics.h (Gdiplus.h を含む)
Library Gdiplus.lib
[DLL] Gdiplus.dll

関連項目

画像の描画、配置、およびクローン作成

グラフィックス

イメージ

ビットマップの読み込みと表示

Point