wglCreateContext 関数 (wingdi.h)
wglCreateContext 関数は、hdc によって参照されるデバイスでの描画に適した新しい OpenGL レンダリング コンテキストを作成します。 レンダリング コンテキストのピクセル形式は、デバイス コンテキストと同じです。
構文
HGLRC wglCreateContext(
HDC unnamedParam1
);
パラメーター
unnamedParam1
通常、 という名前 handleToDeviceContext
です。 関数が適切な OpenGL レンダリング コンテキストを作成するデバイス コンテキストを処理します。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は OpenGL レンダリング コンテキストに対する有効なハンドルです。
関数が失敗した場合は、返される値は NULL です。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
レンダリング コンテキストは、デバイス コンテキストと同じではありません。 レンダリング コンテキストを作成する前に、デバイス コンテキストのピクセル形式を設定します。 デバイス コンテキストのピクセル形式の設定の詳細については、 SetPixelFormat 関数を参照してください。
OpenGL を使用するには、レンダリング コンテキストを作成し、スレッドの現在のレンダリング コンテキストとして選択し、OpenGL 関数を呼び出します。 レンダリング コンテキストが完了したら、 wglDeleteContext 関数を呼び出して破棄します。
次のコード例は 、wglCreateContext の 使用方法を示しています。
HDC hdc;
HGLRC hglrc;
// create a rendering context
hglrc = wglCreateContext (hdc);
// make it the calling thread's current rendering context
wglMakeCurrent (hdc, hglrc);
// call OpenGL APIs as desired ...
// when the rendering context is no longer needed ...
// make the rendering context not current
wglMakeCurrent (NULL, NULL) ;
// delete the rendering context
wglDeleteContext (hglrc);
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | wingdi.h |
Library | Opengl32.lib |
[DLL] | Opengl32.dll |