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WMIS からのデバイス メタデータ パッケージのインストール

オペレーティング システムは、新しいデバイスを検出すると、Windows メタデータ およびインターネット サービス (WMIS) と呼ばれるオンライン サービスに対して、デバイスのメタデータ パッケージを照会します。 デバイス メタデータ パッケージが使用可能な場合、ローカル コンピューターで実行されるデバイス メタデータ取得クライアント (DMRC) は WMIS からパッケージをダウンロードし、ローカル コンピューターにパッケージをインストールします。

注: 現在のユーザーが、組み込みのゲスト アカウントなどのゲスト特権のみを持つアカウントを使用してログインしている場合、デバイス メタデータ パッケージは WMIS からダウンロードされません。

デジタル署名用の ハードウェア認定キット (HCK)ドライバー パッケージ を送信するときに、デバイス メタデータ パッケージを Windows Quality Online Services (Winqual) に送信すると、Windows 7 以降のバージョンの Windows を実行するコンピューターで DMRC によって行われたダウンロード要求に対して WMIS がパッケージを使用できるようになります。

重要: OEM は、WMIS 経由でのみデバイス メタデータ パッケージを配布することを強くお勧めします。 WMIS を介したデバイス メタデータ パッケージの配布では、ハードウェア優先 のインストール シナリオがサポートされます。 このシナリオでは、デバイスのドライバーとデバイス固有のソフトウェアがインストールされる前に、新しいデバイスがインストールされます。 このシナリオの詳細については、「ハードウェア優先インストール」を参照してください。

デバイス メタデータ パッケージは、次の方法で WMIS を介してインストールされます。

  1. ユーザーが [デバイスとプリンター] ユーザー インターフェイスのギャラリー ビュー ウィンドウを開くと、 デバイス メタデータ取得クライアント (DMRC) は、デバイスとプリンターのユーザー インターフェイスに表示されるデバイスのデバイス メタデータの取得を試みます。

    DMRC はまず、ローカル コンピューターの デバイス メタデータ キャッシュデバイス メタデータ ストア でデバイス メタデータを検索します。 デバイスが新しくインストールされた場合、またはデバイスが定期的なメタデータ更新プログラムのためにスケジュールされている場合、DMRC は WMIS に対してデバイスの使用可能なメタデータ パッケージを照会します。

  2. デバイスメタデータのパッケージが使用可能な場合、DMRC は WMIS からパッケージを自動的にダウンロードし、パッケージのデバイスメタデータのコンポーネントを抽出して、デバイスメタデータのキャッシュ内に保存します。