DEVPROP_TYPE_ERROR
DEVPROP_TYPE_ERROR 識別子は基本データ型識別子を表しており、WINERROR.H で定義されている Microsoft Win32 エラー コードの値を示します。
解説
Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、統合デバイス プロパティのモデルによって、NTSTATUS エラー コードの値のための基本データ型識別子 DEVPROP_TYPE_NTSTATUS も定義されます。
DEVPROP_TYPE_ERROR は、DEVPROP_TYPEMOD_ARRAY のプロパティ データ型修飾子とのみ組み合わせることができます。
この型のプロパティを設定する
基本データ型が DEVPROP_TYPE_ERROR であるプロパティを設定するには、対応する SetupDiSetXxx のプロパティ関数を呼び出し、関数の入力パラメーターを次のように設定します。
PropertyType パラメーターを DEVPROP_TYPE_ERROR に設定します。
PropertyBuffer パラメーターを、少なくとも 1 つの Win32 エラー コードの値を含むことができるバッファーを指すポインターに設定します。
PropertyBufferSize パラメーターを
sizeof(ULONG)に設定します。必要に応じて他の関数パラメーターを設定し、プロパティを設定してください。
Win32 エラー コードの値に対し説明用のテキストを取得する
Win32 エラー コードに関連付けられている説明テキストを取得するには、FormatMessage 関数 (Windows SDK に記載されています) を次のように呼び出します。
FORMAT_MESSAGE_FROM_SYSTEM フラグを、dwflags パラメーターの値に入れます。
dwMessageID のパラメーターをエラー コードの値に設定します。
必要に応じて他のオプションやパラメーターを設定して、説明用のテキストを取得してください。
要件
バージョン |
Windows Vista 以降のバージョンの Windows。 |
ヘッダー |
Devpropdef.h (Devpropdef.h を含む) |