ビデオ フレームの処理

Microsoft Direct3D ランタイムは、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーの VideoProcessBeginFrame 関数と VideoProcessEndFrame 関数を呼び出して、これらの関数が呼び出される間の、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーがビデオ フレームを処理できる期間を示します。 ユーザー モード ディスプレイ ドライバーが、ビデオ フレームを処理できるようになる前に、Microsoft Direct3D ランタイムは、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーの SetVideoProcessRenderTarget 関数を呼び出して、ビデオ処理用のレンダー ターゲット サーフェスを設定する必要があります。 ただし、SetVideoProcessRenderTarget の呼び出しは、開始フレームから終了フレームまでの期間外でのみ行うことができます。

ビデオ処理用のレンダー ターゲット サーフェスが設定されると、ユーザー モード ディスプレイ ドライバーは VideoProcessBlt 関数の呼び出しを受け取って、開始フレームと終了フレームの間のビデオ フレームを処理できるようになります。