トレース ログのテキスト バージョンの作成
トレース ログ セッション中に生成されたトレース メッセージは、大量の トレース メッセージを効率的に格納するように設計されたバイナリ ファイルであるトレース ログに保存されます。 TraceView には、これらのファイルについて人が判読できるバージョンを作成するための便利な方法がいくつかあります。
リアルタイム トレース セッションの登録情報ファイルの作成
[ 登録情報ファイル の作成] オプションは、 セッション中に生成されるすべてのトレース メッセージのテキスト ファイルであるリスト ファイル (.out) を作成します。 このオプションは、トレース セッションの作成時にのみ使用できます。 リアルタイム トレース セッションの一覧ファイルを作成するには、次の操作を行います。
[ファイル ] メニューの [新しいログ セッションの作成] を選択 します。
プロバイダーを追加し、 [次へ] をクリックし、[追加] をクリックします。
[ログ セッション オプション] ページで、[詳細ログ セッション オプション ] をクリックします。
[出力ファイル] タブで、[登録情報ファイル の作成] をクリックします 。
詳細については、「高度なトレース セッション オプションの設定」を参照してください
既存のログ ファイルの一覧ファイルの作成
トレース ログ セッションの開始時に、[リスト ファイル の作成] オプションを使用して、トレース ログのテキスト バージョンを作成できます。 既存のログ ファイルの一覧ファイルを作成するには、次の操作を行います。
[ファイル] メニューの [Open Existing Log File] (既存のログ ファイルを開く) をクリックします。
[ログ ファイルの 選択 ] ダイアログ ボックスで、[登録情報ファイルの作成] を選択 します。
[Log File Name] (ログ ファイル名) ボックスに、既存のイベント トレース ログ(.etl)ファイル名を指定します。
トレース ログを表示すると、TraceView によって登録情報ファイルが作成されます。 詳細については、「 トレース ログ オプションの設定」を参照してください。
詳細については、 トレース ビュー プロセスに関するページを参照してください。
トレース メッセージ一覧のコピー
トレース メッセージは、既存のトレース ログまたは実行中のトレース セッションのトレース メッセージ一覧から直接コピーできます。
この手順では、表示を最も制御できます。 トレース セッション をグループ化し、表示する列 (つまりトレース メッセージのプロパティ) を選択し、トレース メッセージを並べ替えてフィルター処理した後で、メッセージをコピーできます。 また、ディスプレイから個々のメッセージを選択することもできます。 トレース メッセージの一覧からトレース メッセージをコピーするには、次の操作を行います。
コピーするトレース メッセージを選択します。 SHIFT キーを押しながらクリックして連続するメッセージを選択し、CTRL キーを押しながらクリックして連続しないメッセージをコピーできます。
Ctrl + C キーを押します。 または、選択したメッセージの任意のセルを右クリックして、[ コピー] をクリックします。
メッセージは、タブ区切り形式でコピーされます。 保存して分析するために、テキスト ファイルまたはスプレッドシート ファイルに貼り付けることができます。