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LkmdTelCreateReport 関数 (lkmdtel.h)

この関数は、新しいライブ カーネル ダンプ テレメトリ レポートを初期化し、後続の LkmdTel 関数で使用するために、レポートの不透明なハンドルを呼び出し元に返します。

構文

HANDLE LkmdTelCreateReport(
  PWCHAR    ReportType,
  ULONG     BugCheckCode,
  ULONG_PTR BugCheckParam1,
  ULONG_PTR BugCheckParam2,
  ULONG_PTR BugCheckParam3,
  ULONG_PTR BugCheckParam4
);

パラメーター

ReportType

このパラメーターは、レポートの種類の文字列を定義します。 たとえば、xHCI の場合、この値は L"USBXHCI" として定義されます。 ドライバーのコレクションを開発しているシリコン パートナーの場合は、ReportType 文字列を 1 つだけ使用する必要があります。

レポートの種類名の最大長は、終端の NULL を含む 16 Unicode 文字です。

BugCheckCode

この値はカーネル ライブ ダンプ コードです。 たとえば、SoC サブシステムの再起動では、SOC_SUBSYSTEM_FAILURE_LIVEDUMP (0x15d) が使用されます

BugCheckParam1

コンポーネントごとに定義され、ダンプに設定する最初のパラメーターが提供されます。

BugCheckParam2

コンポーネントごとに定義され、ダンプに設定する 2 番目のパラメーターが提供されます。

BugCheckParam3

コンポーネントごとに定義され、ダンプに設定する 3 番目のパラメーターが提供されます。

BugCheckParam4

コンポーネントごとに定義され、ダンプに設定する 4 番目のパラメーターが提供されます。

戻り値

この関数は、LkmdTelSubmitReportLkmdTelSetSecondaryData、および LkmdTelInsertTriageDataBlock 関数 使用できるテレメトリ データに対する不透明なハンドルを返します。 このハンドルは、LkmdTelCloseHandleを使用して閉じます。

エラーが発生した場合、ハンドルは NULL返します。

備考

  • この関数は、テレメトリ データの格納に使用されるデータ構造を割り当てるので、最初に呼び出す必要があります。 テレメトリ ハンドルが返されます。
  • Telemery レポート ハンドルは、LkmdTelCloseHandleを使用して閉じます。

必要条件

要件 価値
ヘッダー lkmdtel.h
ライブラリ lkmdtel.lib、\werkernelapi.lib
IRQL PASSIVE_LEVEL

関連項目