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LkmdTelInsertTriageDataBlock 関数 (lkmdtel.h)

この関数は、カーネル メモリの領域をカーネル ミニダンプに追加します。

構文

NTSTATUS LkmdTelInsertTriageDataBlock(
  HANDLE TelemetryHandle,
  PVOID  TriageData,
  ULONG  TriageDataSize
);

パラメーター

TelemetryHandle

LkmdTelCreateReportによって作成されたテレメトリ レポート ハンドルを提供します。

TriageData

追加するトリアージ データの場所を指定します。

TriageDataSize

追加するトリアージ データのバイト数を指定します。

戻り値

成功した場合はSTATUS_SUCCESSします。

STATUS_INVALID_PARAMETER、トリアージ データ ブロックがまだ 1 つも存在しない場合、または既存のトリアージ データ ブロックが 8 バイト境界で開始されない場合です。

STATUS_BUFFER_TOO_SMALLトリアージ ダンプ バッファーに新しいトリアージ ブロックを格納するための十分な領域がない場合に使用します。

備考

  • この関数に渡されるバッファーは、関数が戻るまで有効なままである必要があります。 この関数はメモリを新しいバッファーにコピーします。
  • LkmdTelInsertTriageDataBlock の呼び出しによって追加できるメモリの最大量は、OS アーキテクチャによって異なります。 64 ビット OS では、最大値は約 180 KB です。 32 ビット OS では、約 90 KB です。

必要条件

要件 価値
ヘッダー lkmdtel.h
ライブラリ lkmdtel.lib、\werkernelapi.lib
IRQL PASSIVE_LEVEL

関連項目

LkmdTelCreateReport