Extern 要素
Extern 要素は、コンパイル時に、.vsct ファイルとマージする外部ヘッダー (.h) ファイルを参照します。 マージするファイルは、VSCT コンパイラに提供されるインクルード パスに存在するか、Include 要素によって参照されている必要があります。 ファイルは、他の .vsct ファイルや C++ ヘッダー ファイルなどになります。
ヘッダー ファイル内の定義は、"#define [Symbol] [Value]" の形式にする必要があります。値は以前に定義されている場合、別のシンボルになることがあります。 定義は、コマンド項目の条件付きステートメントで使用できます。 実際に使用されていないシンボルはすべて破棄されます。
CommandTable 要素 Extern 要素
構文
<Extern href="stdidcmd.h" />
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 | 説明 |
---|---|
href | 必須。 ヘッダー ファイルのパス: href="stdidcmd.h" |
条件 | 省略可能。 条件付き属性に関するページを参照してください。 |
言語 | 省略可能。 コマンド テーブル内のすべての <Strings> 要素の既定の言語: language="en-us" |
子要素
要素 | 説明 |
---|---|
なし。 | なし。 |
親要素
要素 | 説明 |
---|---|
CommandTable 要素 | VSPackage によって IDE に提供されるコマンドを表すすべての要素 (つまり、メニュー項目、メニュー、ツールバー、およびコンボ ボックス) を定義します。 |
例
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<CommandTable xmlns="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2005-10-
18/CommandTable" xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
<Extern href="C:\VSCore\vscommon\inc\vsshlids.h"/>
...
<Commands package="guidMyPackage">
</CommandTable>