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CommandTable 要素

CommandTable は、.vsct ファイルのルート要素です。 これは、VSPackage が IDE に提供するコマンドの実際のレイアウトと種類を定義するファイルです。 コマンドには、メニュー項目、メニュー、ツール バー、コンボ ボックスが含まれる場合があります。 詳細については、「Visual Studio コマンド テーブル (.vsct) ファイル」を参照してください。

構文

<CommandTable xmlns="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2005-10-18/CommandTable" xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" >
  <Extern>... </Extern>
  <Include>... </Include>
  <Define>... </Define>
  <Commands>... </Commands>
  <CommandPlacements>... </CommandPlacements>
  <VisibilityConstraints>... </VisibilityConstraints>
  <KeyBindings>... </KeyBindings>
  <UsedCommands... </UsedCommands>
  <Symbols>... </Symbols>
</CommandTable>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
xmlns 必須。 XML 名前空間:

xmlns=http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2005-10-18/CommandTable

xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
言語 省略可能。 language 属性は、コマンド テーブル内のすべての <Strings> 要素の既定の言語を指定するために使用できます。 言語を指定しない場合、現在のプロセスの言語が使用されます。

language="en-us"

子要素

要素 説明
Extern 要素 省略可能。 コンパイラのプリプロセッサ ディレクティブが含まれます。
Include 要素 省略可能。 コンパイルに含めるファイルのパスが含まれます。
Define 要素 省略可能。 その名前と値を指定してシンボルを定義します。
Commands 要素 省略可能。 他のすべての要素を含む VSPackage のすべてのコマンドを定義する親要素。
CommandPlacements 要素 省略可能。 コマンド バーのどこにコマンドを配置するかを定義します。
VisibilityConstraints 要素 省略可能。 コマンドおよびツール バーの静的表示を決定します。
KeyBindings 要素 省略可能。 コマンドのショートカット キーの組み合わせ (存在する場合) を指定します。
UsedCommands 要素 省略可能。 他の VSPackage で元々サポートされていた機能の独自バージョンを、VSPackage で必要に応じて実装できるようにします。
Symbols 要素 省略可能。 コンパイラのシンボル データ (GUID、ID など) が含まれます。

親要素

要素 説明
なし

関連項目