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Strings 要素

Strings 要素には、少なくとも Buttontext 子要素が含まれていることが必要です。 その以外の子要素はすべて、省略可能です。 '> や '<' などの無効な XML 文字は、エンティティ ('> や '<' など) としてコード化する必要があります。

テキスト文字列内のアンパサンドは、コマンドのキーボード ショートカットを指定します。

構文

<Strings>
  <ButtonText>... </ButtonText>
  <CommandName>... </CommandName>
</Strings>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
language 省略可能。 Language=".".

子要素

要素 説明
ButtonText コマンド定義で、このフィールドと次の 5 つのテキスト フィールドを使用して、さまざまなメニューに表示されるテキストを指定できます。 既定では、メニュー コントローラーに ButtonText 要素が表示されます。 ButtonText 要素は、他のテキスト フィールドが空白である場合も既定値となります。 他のテキスト フィールドが指定されている場合でも、ButtonText 要素を空白にすることはできません。
ToolTipText ToolTipText フィールドは、メニュー項目のツール ヒントに表示されるテキストを指定します。

ToolTipText フィールドが空白の場合は、ButtonText フィールドが使用されます。
MenuText MenuText フィールドは、メイン メニュー、ツール バー、ショートカット メニュー、またはサブメニュー上にコマンドがある場合にコマンドとして表示されるテキストを指定します。 MenuText フィールドが空白の場合は、統合開発環境 (IDE) によって ButtonText フィールドが使用されます。 MenuText フィールドはローカライズにも使用できます。

ショートカット メニューの場合、MenuText フィールドは、ショートカット メニューのツール バーに表示される名前です。このため、IDE でショートカット メニューをカスタマイズできます。 したがって、ショートカット メニューには、具体的な名前を指定してください。たとえば、"ショートカット" ではなく、"ウィジェット パッケージのショートカット メニュー" を使用します。

MenuText フィールドが指定されていない場合は、ButtonText フィールドが使用されます。
CommandName CommandName フィールドは、[カスタマイズ] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [カスタマイズ] をクリックすると表示される) の [コマンド] タブのキーボード カテゴリに表示されるテキストを指定します。
CanonicalName 英語の CanonicalName フィールドは、コマンドの名前を英語のテキストで指定します。これを、[コマンド] ウィンドウに入力してメニュー項目を実行できます。 文字、数字、アンダースコア、および埋め込まれたピリオド以外の文字は IDE により削除されます。 そして、このテキストが ButtonText フィールドに連結されてコマンドが定義されます。 たとえば、[ファイル] メニューの [新しいプロジェクト] が、NewProject というコマンドになります。

英語の CanonicalName フィールドが指定されていない場合は、IDE によって ButtonText フィールドが使用され、文字、数字、アンダースコア、および埋め込まれたピリオド以外はすべて削除されます。 たとえば、ボタン テキスト "&Define Commands..." は、アンパサンド、スペース、および省略記号が削除され、"DefineCommands" になります。

TextChanges フラグが指定されており、コマンドのテキストが変更された場合、[コマンド] ウィンドウによって認識される、対応するコマンドは変更されません。元の ButtonText フィールド、または英語の CanonicalName フィールドの正規の形式のままです。
LocCanonicalName LocCanonicalName フィールドは、英語の CanonicalName フィールドと同様に動作しますが、ローカライズされたコマンド テキストの指定が可能です。 両方の正規フィールドを指定できます。 IDE では、 [コマンド] ウィンドウに入力されたテキストが解析され、コマンドに関連付けられるだけであるため、英語と英語以外の両方のテキストを、同じコマンドに関連付けることができます。

親要素

要素 説明
Button 要素 ユーザーが操作できる要素を定義します。
Menu 要素 1 つのメニュー項目を定義します。
Combo 要素 コンボ ボックスに表示されるコマンドを定義します。

関連項目