IEEVisualizerServiceProvider
重要
Visual Studio 2015 では、この方法での式エバリュエーターの実装は非推奨です。 CLR 式エバリュエーターの実装については、CLR 式エバリュエーターおよびマネージド式エバリュエーターのサンプルに関する記事をご覧ください。
このインターフェイスでは、ビジュアライザー サービスを作成できるメソッドへのアクセスが提供されます。このサービスは、IDE の型ビジュアライザーのタスクを処理するために使用されます。
構文
IEEVisualizerServiceProvider : IUnknown
実装側の注意
Visual Studio では、このインターフェイスを実装して、ビジュアライザー サービス オブジェクトを作成します。ビジュアライザー サービス オブジェクトは、Visual Studio IDE に型ビジュアライザーのクラス ID (CLSID
) を提供するために使用されます。
呼び出し元に関する注意事項
式エバリュエーター (EE) では、GetEEService を呼び出して、このインターフェイスを取得します。
Vtable 順序のメソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
CreateVisualizerService | ビジュアライザー サービスを作成します |
解説
IEEVisualizerServiceProvider
インターフェイスは、EvaluateSync の実装中に取得されます。 このインターフェイスによって作成されるビジュアライザー サービスは、IDebugProperty3 インターフェイス (実装する責任は EE にあります) に機能を提供するために使用されます。 EE には、型ビジュアライザーでプロパティの値を表示および変更できるようにする IEEVisualizerDataProvider インターフェイスを実装する責任もあります。
これらのインターフェイスの相互作用の詳細については、「データの視覚化と表示」を参照してください。
要件
ヘッダー: ee.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll