IDebugParsedExpression::EvaluateSync
このメソッドでは、解析された式を評価し、必要に応じて結果を別のデータ型にキャストします。
構文
int EvaluateSync(
uint dwEvalFlags,
uint dwTimeout,
IDebugSymbolProvider pSymbolProvider,
IDebugAddress pAddress,
IDebugBinder pBinder,
string bstrResultType,
out IDebugProperty2 ppResult
);
パラメーター
dwEvalFlags
[入力] 式の評価方法を制御する EVALFLAGS 定数の組み合わせ。
dwTimeout
[入力] このメソッドから戻る前に待機する最大時間 (ミリ秒単位) を指定します。 待機時間を指定しない場合は INFINITE
を使用します。
pSymbolProvider
[入力] IDebugSymbolProvider インターフェイスとして表されたシンボル プロバイダー。
pAddress
[入力] IDebugAddress インターフェイスとして表された、メソッド内の現在の実行位置。
pBinder
[入力] IDebugBinder インターフェイスとして表されたバインダー。
bstrResultType
[入力] 結果をキャストする型。 この引数には null 値を指定できます。
ppResult
[出力] 評価の結果を表す IDebugProperty2 インターフェイスを返します。
戻り値
成功した場合は、S_OK
を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。
解説
式の評価コンテキストは、pAddress
によって指定されます。これにより、含まれているメソッドを判別し、言語のスコープ ルールを使用して、式のシンボルの値を判別できます。