ブレークポイント (Visual Studio SDK)
ブレークポイントには、保留中、バインド、エラーの 3 種類があります。
保留中のブレークポイント:
1 つ以上のプログラムの 1 つ以上のコード コンテキストにブレークポイントをバインドするために必要なすべての情報を含む抽象化です。 デバッグ エンジンでは、デバッグ中のプログラムによってコードが読み込まれるたびに、すべての保留中のブレークポイントをチェックし、バインドできるかどうかを確認します。
保留中のブレークポイント自体は、コードにバインドされるのではなく、それによって生成されるすべてのバインドされたブレークポイントを収集します (含むとも言います)。
IDebugPendingBreakpoint2 インターフェイスによって表されます。
バインドされたブレークポイント:
単一のコード コンテキストに関連付けられた (バインドされた) ブレークポイントの抽象化です。 個々のバインドされたブレークポイントは、保留中のブレークポイントに応答して生成されます。 ただし、保留中のブレークポイントによって複数のバインドされたブレークポイントが生成されることがあります。
コードがアンロードされたときに、バインドされたブレークポイントをバインド解除して破棄できます。
IDebugBoundBreakpoint2 インターフェイスによって表されます。
エラー ブレークポイント:
保留中のブレークポイントをコード コンテキストにバインドしようとしたときのエラーを記述するための抽象化です。 エラー ブレークポイントでは、位置とブレークポイント式自体のいずれかのエラーが記述されます。 詳細については、「ブレークポイントのバインド」を参照してください。
ブレークポイント エラーは、エラーと警告のいずれかです。
IDebugErrorBreakpoint2 インターフェイスによって表されます。