WebSiteProperties インターフェイス
Visual Studio の Web サイト プロジェクトでサポートされるプロパティを表します。
名前空間: VsWebSite
アセンブリ: VsWebSite.Interop (VsWebSite.Interop.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("477BFD8A-5FD5-434F-981B-2FD3C145B473")> _
Public Interface WebSiteProperties
[GuidAttribute("477BFD8A-5FD5-434F-981B-2FD3C145B473")]
public interface WebSiteProperties
[GuidAttribute(L"477BFD8A-5FD5-434F-981B-2FD3C145B473")]
public interface class WebSiteProperties
[<GuidAttribute("477BFD8A-5FD5-434F-981B-2FD3C145B473")>]
type WebSiteProperties = interface end
public interface WebSiteProperties
WebSiteProperties 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
__id | インフラストラクチャ。このプロパティは .NET Framework インフラストラクチャをサポートします。コードから直接使用するためのものではありません。 | |
BrowseURL | Web サイトを実行するための URL を取得または設定します。 | |
CurrentWebsiteLanguage | Web サイト プロジェクトに対応する現在のコード言語の名前を取得または設定します。 | |
EnableASPXDebugging | Web サイト プロジェクトのデバッガーを呼び出したときに、.aspx ファイルのデバッグを有効にするかどうかを取得または設定します。 | |
EnableFxCop | Web サイト プロジェクトでコード分析 (FxCop) を有効にするかどうかを取得または設定します。 | |
EnableNTLMAuthentication | ASP.NET 開発サーバーで NTLM 認証を使用するかどうかを取得または設定します。 | |
EnableSQLServerDebugging | Web サイト プロジェクトのデバッガーを呼び出したときに、SQL デバッグも呼び出すかどうかを取得または設定します。 | |
EnableUnmanagedDebugging | Web サイトのデバッガーを呼び出したときに、ネイティブ コードのデバッグも呼び出すかどうかを取得または設定します。 | |
EnableVsWebServer | ファイル システム Web サイト プロジェクトの実行に ASP.NET 開発サーバーを使用するかどうかを取得または設定します。 | |
EnableVsWebServerDynamicPort | ASP.NET 開発サーバーでアクセスに動的ポートを使用するかどうかを取得または設定します。 | |
Extender | Web サイトのプロパティに対する内部的なアクセスを提供します。 | |
ExtenderCATID | プロジェクトのプロパティに対する内部的なアクセスを提供します。 | |
ExtenderNames | プロジェクトのプロパティに対する内部的なアクセスを提供します。 | |
FullPath | Web サイト プロジェクトの物理パス。リモート Web サイトの場合、これは Web サイトの一時ローカル キャッシュが置かれている場所のパスになります。 | |
FxCopRuleAssemblies | コード分析 (FxCop) 規則を含んでいるアセンブリのコレクションを取得または設定します。このプロパティの目的はコード分析をサポートすることにあり、コード内で使用するためのものではありません。 | |
FxCopRules | 診断に使用するコード分析 (FxCop) の規則を取得または設定します。このプロパティの目的はコード分析をサポートすることにあり、コード内で使用するためのものではありません。 | |
OpenedURL | Web サイト プロジェクトを開くために使用された URL を取得します。 | |
ProjectDirty | Web サイト プロジェクトが、前回開いたとき以来、変更されているかどうかを示す値を取得します。 | |
StartAction | Web サイトのデバッグ時に実行するアクションのタイプを取得または設定します。 | |
StartArguments | Web サイトの起動時に使用される引数を示す文字列を取得または設定します。 | |
StartPage | Web サイトの起動時に使用するページの名前を取得または設定します。 | |
StartProgram | Web サイトの起動時に実行される実行可能ファイルのパスおよびファイル名を取得または設定します。 | |
StartURL | Web サイトの開始 URL を取得または設定します。 | |
StartWorkingDirectory | 指定された Web サイトによって表されるアプリケーションの物理的な開始ディレクトリを取得します。 | |
VsWebServerPort | ASP.NET 開発サーバーの現在のポート番号を取得または設定します。 | |
WebSiteType | 指定された Web サイトの種類を示す値を取得します。 |
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解説
Visual Studio 一般オートメーション モデルで提供される Properties コレクションを使用すると、Web サイト プロジェクトをはじめ、Visual Studio のあらゆるプロジェクトの種類のプロパティにアクセスできます。
各プロパティには、プロジェクトの Properties コレクション内の項目としてアクセスできます。
これらのプロパティには、Properties オブジェクトを WebSiteProperties オブジェクトに直接キャストしてもアクセスできません。これらは遅延バインドのプロパティであるため、Properties コレクションを使用して、特定の種類のプロジェクトのプロパティ名を指定することによってアクセスする必要があります。
Project オブジェクトの Properties コレクションを通じてアクセスできるプロパティとは別に、VSWebSite クラスでアクセスできるプロパティもあります。こうした追加のプロパティには、Project オブジェクトを VSWebSite オブジェクトにキャストすることによってアクセスできます。
例
次のコード例は、代表的な遅延バインド プロパティである BrowseURL プロパティを読み取る方法を示しています。
Dim proj As EnvDTE.Project = DTE.Solution.Projects.Item(1)
Dim str As String = proj.Properties.Item("BrowseURL").Value
BrowseURL プロパティを設定する方法のコード例を次に示します。
Dim proj As EnvDTE.Project = DTE.Solution.Projects.Item(1)
proj.Properties.Item("BrowseURL").Value = "http://newHost/newFile"