CMouseManager クラス
ユーザーが特定の CView オブジェクトにおけるビューの内側をダブルクリックしたときに、さまざまなコマンドをそのビューに関連付けられるようにします。
class CMouseManager : public CObject
メンバー
パブリック メソッド
名前 |
説明 |
---|---|
CView オブジェクトを [カスタマイズ] ダイアログ ボックスに追加します。ユーザーは [カスタマイズ] ダイアログ ボックスを使用して、リストされている各ビューに対し、ダブルクリックにコマンドを関連付けることができます。 |
|
表示されているビュー内をユーザーがダブルクリックしたときに実行されるコマンドを返します。 |
|
指定されたビュー ID に関連付けられているアイコンを返します。 |
|
指定されたビュー名に関連付けられているビュー ID を返します。 |
|
追加されているすべてのビュー名の一覧を取得します。 |
|
Windows レジストリから CMouseManager の状態を読み込みます。 |
|
CMouseManager の状態を Windows レジストリに書き込みます。 |
|
指定されたコマンドと指定されたビューを関連付けます。 |
解説
CMouseManager クラスは、CView オブジェクトのコレクションを管理します。各ビューは名前と ID で識別されます。ビューは [カスタマイズ] ダイアログ ボックスに表示されます。ユーザーは [カスタマイズ] ダイアログ ボックスを使用して、任意のビューに関連付けられているコマンドを変更できます。関連付けられているコマンドは、ユーザーがビュー内をダブルクリックしたときに実行されます。この機能をコードの面からサポートするには、CView オブジェクト用のコードの中で、WM_LBUTTONDBLCLK メッセージを処理して CWinAppEx::OnViewDoubleClick 関数を呼び出す必要があります。
CMouseManager オブジェクトは手動で作成しないでください。このオブジェクトは、アプリケーションのフレームワークにより作成されます。また、ユーザーがアプリケーションを終了すると自動的に破棄されます。アプリケーションのマウス マネージャーへのポインターを取得するには、CWinAppEx::GetMouseManager を呼び出します。
継承階層
必要条件
ヘッダー : afxmousemanager.h