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RibbonGroup.DialogLauncherClick イベント

ユーザーがグループ内のリボン ダイアログ ランチャー アイコンをクリックしたときに発生します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Ribbon
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Common (Microsoft.Office.Tools.Common.dll 内)

構文

'宣言
Event DialogLauncherClick As RibbonControlEventHandler
event RibbonControlEventHandler DialogLauncherClick

解説

リボン ダイアログ ランチャーは、グループ内に表示される小さいアイコンです。ユーザーがこのアイコンをクリックしたときは、DialogLauncherClick イベントを処理してカスタム ダイアログ ボックスを開くことができます。既定では、グループにはリボン ダイアログ ランチャーは関連付けられていません。詳細については、「方法 : リボン グループにダイアログ ボックス起動ツールを追加する」を参照してください。

次の例では、ダイアログ ボックス起動ツールをリボン グループに追加する方法と、ユーザーが RibbonGroup の右下隅にある RibbonDialogLauncher アイコンをクリックしたときにカスタム ダイアログを起動して、詳細設定を選択できるようにする方法を示します。

このコード例を実行するには、最初に次の手順を実行する必要があります。

  1. [リボン (ビジュアル デザイナー)] アイテムを Office プロジェクトに追加します。

  2. 方法 : リボン グループにダイアログ ボックス起動ツールを追加する」で説明されているように、RibbonDialogLauncher を既定のグループに追加します。

  3. Visual Basic プロジェクトを使用している場合は、プロジェクトに新しい Windows フォーム Dialog アイテムを追加します。C# を使用している場合は、新しい Windows Form アイテムを追加し、フォームに [OK] ボタンと [Cancel] ボタンを追加してボタンのクリック イベントのイベント ハンドラーを作成することでダイアログに変えます。

  4. ダイアログの (Name) プロパティを advancedSettingsDialog に設定します。コントロールを追加したり、プロパティを設定したりして、ダイアログをカスタマイズできます。

  5. コードに DialogLauncherClick イベント ハンドラーを追加します。

  6. DialogLauncherClick イベント ハンドラーに、次のメソッドの内容を設定します。

Private Sub Group1_DialogLauncherClick(ByVal sender As Object, ByVal e As Microsoft.Office.Tools.Ribbon.RibbonControlEventArgs) Handles Group1.DialogLauncherClick
    Dim dlg As advancedSettingsDialog = New advancedSettingsDialog()
    dlg.ShowDialog()
End Sub
void group1_DialogLauncherClick(object sender, Microsoft.Office.Tools.Ribbon.RibbonControlEventArgs e)
{
    advancedSettingsDialog dlg = new advancedSettingsDialog();
    dlg.ShowDialog();
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

RibbonGroup インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Ribbon 名前空間

その他の技術情報

方法 : リボン グループにダイアログ ボックス起動ツールを追加する