次の方法で共有


Printer.PaintPicture メソッド

更新 : 2007 年 11 月

イメージ ファイルの内容をページ上に印刷します。

名前空間 :  Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6
アセンブリ :  Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs (Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs.dll 内)

構文

'宣言
Public Sub PaintPicture ( _
    picture As Image, _
    x1 As Single, _
    y1 As Single, _
    width1 As Single, _
    height1 As Single, _
    x2 As Single, _
    y2 As Single, _
    width2 As Single, _
    height2 As Single _
)
'使用
Dim instance As Printer
Dim picture As Image
Dim x1 As Single
Dim y1 As Single
Dim width1 As Single
Dim height1 As Single
Dim x2 As Single
Dim y2 As Single
Dim width2 As Single
Dim height2 As Single

instance.PaintPicture(picture, x1, y1, _
    width1, height1, x2, y2, width2, height2)
public void PaintPicture(
    Image picture,
    float x1,
    float y1,
    float width1,
    float height1,
    float x2,
    float y2,
    float width2,
    float height2
)
public:
void PaintPicture(
    Image^ picture, 
    float x1, 
    float y1, 
    float width1, 
    float height1, 
    float x2, 
    float y2, 
    float width2, 
    float height2
)
public function PaintPicture(
    picture : Image, 
    x1 : float, 
    y1 : float, 
    width1 : float, 
    height1 : float, 
    x2 : float, 
    y2 : float, 
    width2 : float, 
    height2 : float
)

パラメータ

  • x1
    型 : System.Single

    イメージの印刷領域の水平方向の座標を示す Single 値。使用される測定単位は、ScaleMode プロパティによって決まります。

  • y1
    型 : System.Single

    イメージの印刷領域の垂直方向の座標を示す Single 値。使用される測定単位は、ScaleMode プロパティによって決まります。

  • width1
    型 : System.Single

    画像の印刷領域の幅を示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。印刷領域の幅がソース画像の幅より大きい場合、または小さい場合には、それに合わせて画像が拡大または縮小されます。これを省略すると、ソースの幅が使用されます。

  • height1
    型 : System.Single

    画像の印刷領域の高さを示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。印刷領域の高さがソースの画像の高さより大きい場合、または小さい場合には、それに合わせて画像が拡大または縮小されます。これを省略すると、ソースの高さが使用されます。

  • x2
    型 : System.Single

    画像の中のクリップ領域の座標 (X 軸) を示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。このパラメータを省略すると、0 を指定したものと見なされます。

  • y2
    型 : System.Single

    画像の中のクリップ領域の座標 (Y 軸) を示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。このパラメータを省略すると、0 を指定したものと見なされます。

  • width2
    型 : System.Single

    画像の中のクリップ領域のソース幅を示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。これを省略すると、ソースの幅全体が使用されます。

  • height2
    型 : System.Single

    画像内のクリップ領域のソースの高さを示す Single 値。省略可能です。使用される測定単位は、オブジェクトの ScaleMode プロパティによって決まります。これを省略すると、ソースの高さ全体が使用されます。

解説

対象領域の高さ (height1) か対象領域の幅 (width1)、またはこの両方に負の値を使用することで、画像を水平方向または垂直方向に反転できます。

省略可能な後続の引数は、いくつ省略してもかまいません。省略可能な後続の引数を省略する場合、最後に指定する引数の後にコンマを使用しないでください。省略可能ないずれかの引数を指定する場合には、構文の中でその前に来るすべての省略可能な引数を指定する必要があります。

メモ :

Visual Basic 6.0 の Printer オブジェクトには、ビットマップ イメージに対してビットごとの演算を行うための OpCode という追加のパラメータが含まれていました。このパラメータはサポートされなくなりました。

メモ :

Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間の関数とオブジェクトは、Visual Basic 6.0 から Visual Basic 2008 へのアップグレード ツールで使用するために用意されています。ほとんどの場合、これらの関数とオブジェクトは、.NET Framework の他の名前空間にある機能と重複しています。これらが必要になるのは、Visual Basic 6.0 のコード モデルが .NET Framework の実装と大きく異なる場合だけです。

ページ上にイメージを印刷する方法を、次の例で示します。イメージは特定のサイズに合わせて拡大または縮小されます。ここでは、Image1 という Image リソースをプロジェクトに追加済みであると想定します。

Dim pr As New Printer
pr.PaintPicture(My.Resources.Image1, 500, 500, 1000, 1000)
pr.EndDoc()

アクセス許可

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

参照

Printer クラス

Printer メンバ

Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間

その他の技術情報

Printer Compatibility Library

方法 : Printer Compatibility Library を使用してアップグレード エラーを修正する (Visual Basic)

Printer Compatibility Library を参照するアプリケーションの配置