registration_script
指定したカスタム登録スクリプトを実行します。
[ registration_script(
script
) ]
パラメータ
- script
カスタム登録スクリプト (.rgs) ファイルの完全パス。script = "none" のように値が none の場合は、コクラスの登録が不要であることを示します。
解説
C++ 属性 registration_script は script で指定したカスタム登録スクリプトを実行します。この属性を指定しない場合は、標準 .rgs ファイル (コンポーネントの登録情報が含まれるファイル) が使用されます。.rgs ファイルの詳細については、「ATL レジストリ コンポーネント (レジストラ)」を参照してください。
この属性を使用する場合は、同じ要素に対して coclass、progid、または vi_progid の各属性 (あるいは、これらの 1 つを表す別の属性) も適用する必要があります。
使用例
コンポーネントが cpp_attr_ref_registration_script.rgs というレジストリ スクリプトを持つことを示すコードは次のとおりです。
// cpp_attr_ref_registration_script.cpp
// compile with: /LD
#define _ATL_ATTRIBUTES
#include "atlbase.h"
#include "atlcom.h"
[module (name="REG")];
[object, uuid("d9cd196b-6836-470b-9b9b-5b04b828e5b0")]
__interface IFace {};
// requires "cpp_attr_ref_registration_script.rgs"
// create sample .RGS file "cpp_attr_ref_registration_script.rgs" if it does not exist
[ coclass, registration_script(script="cpp_attr_ref_registration_script.rgs"),
uuid("50d3ad42-3601-4f26-8cfe-0f1f26f98f67")]
class CMyClass:public IFace {};
必要条件
属性コンテキスト
対象 |
class、struct |
複数回の適用 |
不可 |
必要な属性 |
coclass、progid、vi_progid の中から 1 つ以上 |
無効な属性 |
なし |
属性コンテキストの詳細については、「属性コンテキスト」を参照してください。