Operations Manager のバックアップと障害復旧
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
保守計画の一部として、バックアップ計画を含めることが重要です。 この計画は、シミュレーション環境で実稼動バックアップを使用して完全にテストし、文書化する必要があります。System Center 2012 – Operations Manager のバックアップ計画が組織の既存の各バックアップ手順に組み込まれていることを確認してください。
[!メモ]
このセクションを読む前に、「System Center 2012 - Operations Manager の展開計画」を参照し、Operations Manager のコンポーネントについて理解し、エラー回復に備える方法を把握してください。
以下の事項を決定します。
バックアップする対象
バックアップ頻度
完全バックアップまたは増分バックアップのどちらを実行するか
復元手順を練習する方法と時期
System Center 2012 – Operations Manager 環境に最適なバックアップ方法が決定したら、総合的な障害回復計画の一部となるバックアップ計画を策定して文書化します。
バックアップおよび復元手順を徹底的に完全にテストすることを強くお勧めします。 テストを実施すると、さまざまな障害から復元するために必要なバックアップが存在していること、および、障害が発生した場合に、担当者が円滑かつ迅速に手順を実行できることを確認できます。
すべての Operations Manager 機能が含まれたテスト環境を使用して、バックアップと復元のプロセスをテストできます。
[!メモ]
組織内での総合的なバックアップの実践には、Operations Manager をインストールしているディスク ドライブのバックアップを含むことがあります。 これらのディスク ドライブ (管理サーバーなど) をバックアップするときは、必ず <インストールしたパーティション>\Program Files\System Center 2012\Operations Manager\Server\Health Service State フォルダーを除外してください。