System Center 2012 - Operations Manager におけるバックアップ ファイルの名前付け規則
適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager
バックアップ ファイルに正しい名前付け規則を使用することでファイルを区別しやすくなります。 バックアップ ファイルは、バックアップ対象の管理グループとバックアップが作成された時間に基づいて、それぞれ固有のものとなります。 標準的な名前付け規則を一貫して使用することで、バックアップを間違った管理グループに誤って復元したり、間違った時間のバックアップを復元したりすることを防ぐことができます。
データベース ファイルの名前付け規則
Operations Manager の環境によっては複数の管理グループが存在する場合もあるため、データベースのバックアップ ファイル名には、管理グループ名またはその他識別できる名前を含めるようにしてください。
その他に、ファイル名にはデータベース名、日付、バックアップの種類などの情報も含めることができます。 たとえば、ファイル名は、OpsMgrDB_DIFFERENTIAL_<管理グループ名>_7_15_2011 or REPORTING_FULL_<管理グループ名>_7_15_2011 のように指定できます。
カスタム管理パックの名前付け規則
使用する監視インフラストラクチャが複数の管理グループで構成されている場合、管理グループごとに、管理パックとそれらの上書きの構成が変化する可能性が非常に高くなります。 そのため、カスタム管理パックに標準的な名前付け規則を実装することで、データベースに標準的な名前付け規則を実装する場合と同じ問題を回避することができます。
これらのバックアップの .xml ファイル名には、管理グループ名または何らかの識別できる名前を含めます。 また、カスタム管理パックに含まれた上書きの対象となる封印された管理パックのバージョンや日付などの情報もファイル名に含めます。 たとえば、<管理グループ名>_<管理パック名>_<管理パック バージョン>_7_15_2011.xml という形式のファイル名を指定します。