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ダイアログ ボックス

[リレーションシップの作成] ダイアログ ボックスを使用すると、PowerPivot ブックのテーブル間のリレーションシップの作成や、既存のリレーションシップの編集が可能です。 このダイアログ ボックスにアクセスするには、[デザイン] タブの [リレーションシップ] グループで [リレーションシップの作成] をクリックします。

リレーションシップの説明、およびリレーションシップを作成すると有用なデーダ モデルの作成にどのように役立つかについては、「リレーションシップの概要」を参照してください。

  • [テーブル]
    リレーションシップの最初のテーブルを選択します。 このテーブルは、多対一リレーションシップの "多" の側に当たります。 たとえば、Customers テーブルと Orders テーブルのリレーションシップの場合、Orders テーブルを [テーブル] に指定し、Customers テーブルを [関連する参照テーブル] に指定します。 顧客は複数の商品を注文できますが、それぞれの注文は 1 人の顧客に関連付けられます。

    注意

    各テーブルは、別のテーブルとのリレーションシップを 1 つだけ持つことができます。 したがって、現在選択しているテーブルとのリレーションシップで既にテーブルを使用している場合は、[関連する参照テーブル] のボックスの一覧に他のテーブルが表示されません。

  • [列]
    リレーションシップで使用するソース列を選択します。

  • [関連する参照テーブル]
    リレーションシップにおける 2 番目のテーブルを選択します。 このテーブルは、多対一リレーションシップの "一" の側に当たります。

  • [関連する参照列]
    最初の列に関連する 2 番目のテーブルの列を選択します。 この列の値は、[関連する参照テーブル] のすべての行で一意である必要があります。

  • [アクティブ]
    [アクティブ] チェック ボックスは、既存のリレーションシップを編集しているときに表示されます。 複数のリレーションシップが考えられる場合 (つまり、ソース テーブルの列が参照テーブルの 2 つ以上の列に一致する場合)、このチェック ボックスは、現在のリレーションシップが DAX 計算およびピボット テーブルのナビゲーションで既定で使用されるアクティブなリレーションシップであるかどうかを示します。 詳細については、「リレーションシップの表示および編集」を参照してください。

値の重複などのエラー

リレーションシップで使用できない列を選択すると、その列の横に赤い X が表示されます。 エラー アイコンの上にカーソルを置くと、問題の詳細を示すメッセージが表示されます。 選択した列間のリレーションシップを作成できない原因となる問題には、次のものがあります。

問題またはメッセージ

解決方法

選択した両方の列に重複する値が含まれるため、リレーションシップを作成できない。

有効なリレーションシップを作成するには、選択したペアの少なくとも一方の列には一意の値のみが含まれている必要があります。

列を編集して重複値を削除するか、一意の値を含む列が [関連する参照列] として使用されるように、列の順序を逆にすることができます。

列に NULL 値または空の値が含まれている。

データ列を NULL 値で相互に結合することはできません。 すべての行で、リレーションシップに使用されている両方の列に値が含まれている必要があります。

関連項目

概念

2 つのテーブル間のリレーションシップの作成

PowerPivot UI の概要