ROUNDUP 関数
切り上げを行い、0 (ゼロ) から遠い方に数値を丸めます。
構文
ROUNDUP(<number>, <num_digits>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
number |
切り上げを行う対象の実数。 |
num_digits |
どの桁までの丸めを行うかを指定する数値。 num_digits が負の値の場合、数値は小数点の左側の指定した桁に丸められます。num_digits がゼロまたは省略された場合、number は最も近い整数に丸められます。 |
戻り値
10 進数。
説明
ROUNDUP は ROUND のように機能しますが、常に数値に切り上げを行う点が異なります。
num_digits が 0 (ゼロ) より大きい場合、数値は指定した小数点以下の桁に切り上げられます。
num_digits が 0 の場合、数値は最も近い整数になるように切り上げられます。
num_digits が 0 未満の場合、数値は小数点の左側の指定した桁に切り上げられます。
関連する関数
ROUNDUP は ROUND のように機能しますが、常に数値に切り上げを行う点が異なります。
使用例
次の数式は、Pi を小数点第 4 位に丸めます。 予期される結果は 3.1416 です。
=ROUNDUP(PI(),4)
例 : 2 番目の引数に小数を指定する
説明
次の数式は、1.3 を最も近い 0.2 の倍数に丸めます。 予期される結果は 1.4 です。
コード
=ROUNDUP(1.3,0.2)
例 : 2 番目の引数に負の値を指定する
説明
次の数式は、列内の値 FreightCost を丸めます。予期される結果を次の表に示します。
コード
=ROUNDUP([Values],-1)
コメント
num_digits がゼロ未満の場合、小数点より左側の桁数が、指定した値だけ増加します。
FreightCost |
予期される結果 |
---|---|
13.25 |
20 |
2.45 |
10 |
25.56 |
30 |
1.34 |
10 |
345.01 |
350 |