INT 関数
切り捨てを行い、数値を最も近い整数に丸めます。
構文
INT(<number>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
number |
切り捨てを行い整数にする対象の数値。 |
戻り値
整数。
説明
TRUNC と INT は、どちらも整数を返すという点で似ています。 TRUNC は、数値の小数部を切り捨てます。 INT は、小数部の値に基づいて、数値を最も近い整数になるように切り下げます。 INT と TRUNC の結果が異なるのは、負の値を使用する場合だけです。TRUNC(-4.3) は -4 を返しますが、INT(-4.3) は -5 を返します。これは、-5 の方が数値として小さいためです。
使用例
次の式は、値を 1 に丸めます。 ROUND 関数を使用した場合、結果は 2 になります。
=INT(1.5)