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PowerPivot for SharePoint のアンインストール

このトピックでは、コンピューターの用途を変更するためにすべてのソフトウェアをアンインストールする場合、SharePoint ファームでサーバーの使用を継続しながら PowerPivot for SharePoint のみをアンインストールする場合、およびファーム内の 1 つまたは複数の PowerPivot サーバーをアンインストールし、他の PowerPivot サーバーはそのまま残す場合の 3 つの異なるシナリオを想定したうえで、それぞれのシナリオに対応するアンインストール手順について説明します。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

前提条件

概要

アンインストール前のチェック リスト

すべてのサーバー ソフトウェア (PowerPivot for SharePoint、SharePoint 2010、データベース エンジン) のアンインストール

PowerPivot for SharePoint のみのアンインストール

ファーム内の一部の PowerPivot サーバーのアンインストール

アンインストールの確認

アンインストール後のチェック リスト

PowerPivot for SharePoint の再インストールの準備

アンインストールに関する問題のトラブルシューティング

必要条件

SharePoint 2010 をアンインストールするには、ファームの管理者である必要があります。

データベース エンジンをアンインストールするには、SQL Server のシステム管理者である必要があります。

Analysis Services および PowerPivot for SharePoint をアンインストールするには、Analysis Services のシステム管理者である必要があります。

概要

SQL Server 2008 R2 セットアップでは、インストールしたプログラムと機能のほとんどがアンインストールされます。クライアント ライブラリ、データ プロバイダー、または再配布に含まれている他のソフトウェア コンポーネントはアンインストールされません。このようなソフトウェアはサーバー上の他のプログラムで正当に使用されている可能性があるため、これらのファイルはセットアップによってインストールされた場合でも残されます。

セットアップでは、PowerPivot for SharePoint に関連付けられているデータ ファイル、データベース、およびライブラリ (PowerPivot ギャラリーなど) は削除されません。これらのファイルと項目は手動で削除する必要があります。

SharePoint ファームでは、SQL Server セットアップでアクティブにされたサービスとアプリケーションは、PowerPivot for SharePoint がアンインストールされた後も動作します。PowerPivot for SharePoint の [新しいサーバー] インストールで有効化および構成された Excel Services と Secure Store Service は、PowerPivot for SharePoint をアンインストールした後も有効なままになり、構成されています。

重要な注意事項重要

ソフトウェアのアンインストール後に PowerPivot for SharePoint を再インストールすることを計画している場合は、ソフトウェアを再インストールする前に追加手順を手動で実行してサーバーを準備することが必要な場合があります。具体的には、PowerPivot インスタンス名がコンピューターで使用されていないことを確認する必要があります。詳細については、「Preparing to Reinstall PowerPivot for SharePoint」を参照してください。

アンインストール前のチェック リスト

PowerPivot データ アクセスは、クエリとデータ処理をサポートするソフトウェアがファームから削除されると無効になります。最初の手順として、機能しなくなるファイルとライブラリを事前に削除する必要があります。これにより、ソフトウェアのアンインストール前の「欠落データ」に関する問題と懸念に対処できます。

  1. PowerPivot for SharePoint のインストールに関連付けられているすべての PowerPivot ブック、ドキュメント、およびライブラリを削除します。ソフトウェアをアンインストールすると、ライブラリとドキュメントはどちらも機能しなくなります。

  2. PowerPivot データを含むまたは参照する他のライブラリ内の Excel ブックまたは Reporting Services レポートを削除します。

  3. PowerPivot データを参照する PerformancePoint ダッシュボードの Web パーツを削除します。

  4. 既存のサイトとライブラリに対する SharePoint 権限を確認して、それらを変更する必要があるかどうかを判断します。一部の PowerPivot データ アクセス シナリオ (特に、URL 接続文字列を介した別のブック内の PowerPivot データへのセカンダリ データ アクセス) では、サイトへのアクセスのみ行う SharePoint ユーザーに通常割り当てられる表示権限よりも高い読み取り権限が必要です。読み取り権限が不要になった場合は、それに応じて権限を縮小できます。

  5. オプションとして、サービスを停止した後、数日待ってからソフトウェアをアンインストールします。この手順はアンインストールには必要ありませんが、実行し忘れていたデータ移行またはテクノロジの置き換えの問題を解決するときに、サービスを一時的に再開できます。

すべてのサーバー ソフトウェア (PowerPivot for SharePoint、SharePoint 2010、データベース エンジン) のアンインストール

[新しいサーバー] インストール オプションを使用して PowerPivot for SharePoint サーバーを配置した場合、SQL Server セットアップによって、複数のサーバー製品のインストールや構成が行われています。それとは別に、パブリッシュされた PowerPivot ブックに対してカスタム レポートを有効にするために、SharePoint 統合用に構成された Reporting Services を追加している場合もあります。

インストールされているすべてのサーバー製品を削除するには、それらを一度に削除します。この方法でソフトウェアをアンインストールすると、時間はかかりますが、サーバーがクリーンな状態になり、別の用途に使用できるようになります。

ファーム内の PowerPivot サーバーをすべてアンインストールする場合に、共有ファイルや共有機能が正しくアンインストールされるようにするには、サーバーを 1 つずつアンインストールする必要があります。一度に複数の PowerPivot for SharePoint サーバーを同時にアンインストールしないでください。

  1. PowerPivot for SharePoint を削除します。

    1. コントロール パネルで、[プログラム][プログラムのアンインストール] の順にクリックします。

    2. [Microsoft SQL Server 2008 R2 (64 ビット)] をクリックします。

    3. [アンインストールと変更] をクリックします。

    4. [削除] をクリックします。

    5. [セットアップ サポート ルール] で [OK] をクリックします。

    6. [インスタンスの選択] の [機能を削除するインスタンス] で、[PowerPivot] をクリックします。

    7. [次へ] をクリックします。

    8. [機能の選択] で、[Analysis Services] オプションと [Analysis Services SharePoint 統合] オプションをクリックします。それ以外の機能は選択しないでください。

    9. [次へ] をクリックします。

    10. [次へ] をクリックします。

    11. [削除] をクリックします。

  2. SharePoint でレポート サーバー機能の統合を有効にしていた場合は、SharePoint 用 Microsoft SQL Server Reporting Services アドインをアンインストールします。

  3. コントロール パネルのアンインストール オプションをもう一度使用して、Microsoft SharePoint Server 2010 を削除します。ソフトウェアの削除後にシステムを再起動する必要があります。

  4. Reporting Services が別個のインスタンスとしてインストールされている場合は、Reporting Services を削除します。'PowerPivot' 名前付きインスタンスとしてインストールされている場合は、次の手順で SQL Server データベース エンジンと一緒に削除できます。

  5. SQL Server データベース エンジンと現在インストールされている共有機能を削除します。[インスタンスの選択] ページで、'PowerPivot' 名前付きインスタンスを選択します。[機能の選択] ページで [すべて選択] をクリックして、'PowerPivot' インスタンスの一部であるすべてのサービスと、すべてのインスタンスで使用できる共有機能を削除します。

  6. SQL Server によって追加されたその他のソフトウェア プログラムをアンインストールします。

    1. Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP2

    2. Microsoft Visual Studio Tools for Applications 2.0

    3. Microsoft Visual Studio 2008 シェル (統合モード)

    4. Microsoft SQL Server Analysis Services 管理オブジェクト

  7. 残しておくデータ ファイルをすべて移動し、\Program Files\Microsoft SQL Server からフォルダーを削除します。

  8. 必要に応じて、SharePoint セットアップまたは前提条件のインストール プログラムによって有効にされた Windows のロールや機能を削除します。

    • アプリケーション サーバー ロール

    • Web サーバー (IIS) ロール

    • .NET Framework 3.5.1

    • Windows Identity Foundation

    • Microsoft SQL Server 2008 R2 Native Client

    • Microsoft SQL Server 2008 Analysis Services ADOMD.NET

    • Microsoft Sync Framework ランタイム v1.0

    • Microsoft Chart Controls for Microsoft .NET Framework 3.5

    • Microsoft Filter Pack 2.0

    • Microsoft Server Speech

    • Microsoft Silverlight 3.0

PowerPivot for SharePoint のみのアンインストール

PowerPivot for SharePoint ソフトウェアだけを削除し、SharePoint サーバーの残りの部分は変更しない場合は、次の手順に従ってください。

重要な注意事項重要

[新しいサーバー] オプションを使用して PowerPivot for SharePoint をインストールした場合、SQL Server セットアップでは、データベース エンジンのインスタンスを名前付き 'PowerPivot' インスタンスとして追加し、SharePoint 用データベース サーバーとして使用しています。PowerPivot を削除した後も SharePoint を引き続き使用する場合は、データベース エンジンのインスタンスがコンピューターにインストールされたままになっている必要があります。サーバーを引き続き使用できるようにするには、'PowerPivot' 名前付きインスタンスで削除するコンポーネントを選択するときに、データベース エンジンを選択しないでください。

  1. コントロール パネルで、[プログラム][プログラムのアンインストール] の順にクリックします。

  2. [Microsoft SQL Server 2008 R2 (64 ビット)] をクリックします。

  3. [アンインストールと変更] をクリックします。

  4. [削除] をクリックします。

  5. [セットアップ サポート ルール] で [OK] をクリックします。

  6. [インスタンスの選択] の [機能を削除するインスタンス] で、[PowerPivot] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. [機能の選択] で、[Analysis Services] オプションと [Analysis Services SharePoint 統合] オプションをクリックします。

    Analysis Services が選択された機能ツリー

    データベース エンジン サービスや Reporting Services など、他の機能が一覧に含まれている場合は、これらもアンインストールできますが、データベース エンジンをアンインストール操作に含めるかどうかは慎重に検討してください。データベース エンジンがファームのデータベース サーバーである場合にデータベース エンジンをアンインストールすると、SharePoint ファームが無効になります。

    管理ツールやオンライン ブックなどの共有機能をインストールした場合、同じコンピューターに他の SQL Server コンポーネントが存在しなければ、これらをアンインストールできます。存在する場合は、他のコンポーネントでそれらの機能を引き続き使用できるように、インストールしたままにする必要があります。

  9. [次へ] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックします。

  11. [削除] をクリックします。

ファーム内の一部の PowerPivot サーバーのアンインストール

1 つまたは複数の PowerPivot for SharePoint サーバーを削除し、ファーム内の他の PowerPivot サーバーの使用を継続する場合は、次の手順に従ってください。

残ったサーバーを使用するには、データベース管理者による操作が必要となります。管理者は、PowerPivot サービス アプリケーション データベースで、使用できなくなったサーバー上に読み込まれている PowerPivot データのインスタンスを追跡する行を削除する必要があります。アンインストールを行っても、インスタンス データが自動的に削除されるわけではありません。そのため、この手順は手動で行う必要があります。この手順を行わないと、アンインストールしたサーバー上で以前に実行されていた PowerPivot データの表示または使用を試みたユーザーに対して、"ブック内の 'PowerPivot データ' の更新が失敗しました" という内容のエラーが返されます。

  1. コントロール パネルで、[プログラム][プログラムのアンインストール] の順にクリックします。

  2. [Microsoft SQL Server 2008 R2 (64 ビット)] をクリックします。

  3. [アンインストールと変更] をクリックします。

  4. [削除] をクリックします。

  5. [セットアップ サポート ルール] で [OK] をクリックします。

  6. [インスタンスの選択] の [機能を削除するインスタンス] で、[PowerPivot] をクリックします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. [機能の選択] で、[Analysis Services] オプションと [Analysis Services SharePoint 統合] オプションをクリックします。

  9. [次へ] をクリックします。

  10. [次へ] をクリックします。

  11. [削除] をクリックします。

  12. データベース管理者は、データベース サーバーで次の手順に従って、PowerPivot サービス アプリケーション データベースの RedirectService.ReadAssignments テーブルを消去する必要があります。

    1. SQL Server Management Studio を使用してデータベース サーバーに接続します。

    2. SQL クエリ ウィンドウで次の T-SQL ステートメントを入力します。データベース プレースホルダー名は、サービス アプリケーション データベースの実際の名前で置き換えてください。

      USE DefaultPowerPivotServiceApplicationDB<placeholderGUID>;
      GO
      SELECT COUNT(*) AS BeforeTruncateCount 
      FROM RedirectService.ReadAssignments;
      GO
      TRUNCATE TABLE RedirectService.ReadAssignments;
      GO
      SELECT COUNT(*) AS AfterTruncateCount 
      FROM RedirectService.ReadAssignments;
      GO
      
    3. 他の PowerPivot サービス アプリケーション データベースがある場合は、そのデータベースについて上記の手順を繰り返します。

  13. PowerPivot データの要求を処理する Web フロント エンド コンピューターで、管理者用コマンド ラインから IISRESET を実行して、ファーム構成に対する変更を収集します。

アンインストールの確認

  1. サーバーの全体管理の [サーバーのサービスの管理] で、PowerPivot for SharePoint をアンインストールしたサーバーに接続します。

  2. [SQL Server Analysis Services][SQL Server PowerPivot System サービス] が一覧に表示されないことを確認します。

  3. ファーム内の最後の PowerPivot for SharePoint サーバーをアンインストールしたら、次の手順を実行します。

    1. [アプリケーション構成の管理] の [サービス アプリケーションの管理] で、[PowerPivot サービス アプリケーション] が一覧に表示されないことを確認します。

    2. [システム設定] の [ファーム機能の管理] で、[PowerPivot 統合機能] がページに表示されないことを確認します。[ファーム ソリューションの管理] で、PowerPivot ソリューションがページに表示されないことを確認します。

    3. [監視] の [診断ログの構成][使用状況と正常性のデータ収集の構成] で、PowerPivot イベントとイベント カテゴリが表示されないことを確認します。

    4. [アプリケーションの全般設定] で、[PowerPivot 管理ダッシュボード] がページに表示されないことを確認します。

アンインストール後のチェック リスト

次の一覧を使用して、アンインストール時に削除されなかったソフトウェアとファイルを削除します。

  1. 次の 2 つのレジストリ キーを削除します。この手順は、今後 SharePoint を再インストールまたは再構成する場合に、構成エラーの発生を回避するために必要です。詳細については、「SharePoint の構成エラー」を参照してください。

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Web Server Extensions\14.0\WSS\ServiceProxies\Microsoft.AnalysisServices.Sharepoint.Integration.MidTierServiceProxy

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shared Tools\Web Server Extensions\14.0\WSS\Services\Microsoft.AnalysisServices.Sharepoint.Integration.MidTierService

  2. DefaultPowerPivotServiceApplicationDB データベースおよびログ ファイルをファームのデータベース サーバーから削除します。SQL Server Management Studio を使用してファームのデータベース サーバーに接続し、データベースを削除します。

  3. すべてのデータ ファイルおよびサブフォルダーを \Program Files\Microsoft SQL Server\MSAS10_50.PowerPivot から削除し、次にフォルダーを削除します。この手順では、DATA ディレクトリ内のキャッシュされたファイルも削除されます。

  4. すべての PowerPivot ブック、ドキュメント、およびライブラリをまだ削除していない場合は、削除します。

  5. Secure Store Service で、PowerPivot for SharePoint で使用されている保存された資格情報を含む対象アプリケーションを削除します。PowerPivot for SharePoint をアンインストールすると、Secure Store Service のエントリの一部は削除されますが、削除されないエントリもあります。PowerPivot 自動データ更新アカウント用に作成された対象アプリケーションと、データ更新用に作成した対象アプリケーションはまだ存在しているため、手動で削除する必要があります。

    反対に、PowerPivot System サービスで自動生成された個々の対象アプリケーションは、PowerPivot のアンインストール時に自動的に削除されます。

  6. コントロール パネルで、[プログラム][プログラムのアンインストール] の順にクリックします。使用しなくなった Analysis Services クライアント ライブラリをアンインストールします。Microsoft SQL Server 2008 Analysis Services ADOMD.NET と Microsoft SQL Server Analysis 管理オブジェクトは、PowerPivot for SharePoint をアンインストールしても削除されません。ライブラリは、Analysis Services データを使用する他のプログラムで使用されることがあるので、SQL Server セットアップではこれらは自動的にはアンインストールされません。クライアント ライブラリが不要になった場合には、これらを個別にアンインストールする必要があります。

    SQL Server 2008 R2 Reporting Services SharePoint 2010 アドインは、そのアンインストールを具体的に指示するトラブルシューティングまたはインストール手順に従う場合以外はアンインストールしないでください。Reporting Services アドインは Access Services で使用されます。これは SharePoint 製品準備ツールでインストールされ、SharePoint に必要な機能をサポートするためにシステムに残しておく必要があります。

    Analysis Services OLE DB プロバイダーはアンインストールしないでください。SharePoint では、Analysis Services データベースに接続する Excel ブックの前提条件として OLE DB プロバイダーがインストールされます。PowerPivot for SharePoint では、より新しいバージョンがインストールされますが、このバージョンは下位互換性があるため、後でデータ接続の問題が発生するのを避けるためにシステムに残しておく必要があります。

PowerPivot for SharePoint の再インストールの準備

PowerPivot サーバー ソフトウェアは、PowerPivot for SharePoint が以前インストールされていたコンピューターに再インストールできます。ただし、コンピューターに既存の 'PowerPivot' 名前付きインスタンスが存在すると、SQL Server セットアップによる PowerPivot for SharePoint の新しいインスタンスのインストールはブロックされます。このシナリオでは、'PowerPivot' として実行されている SQL Server コンポーネントをすべてアンインストールし、プログラム フォルダーを削除して名前を解放し、新しい PowerPivot for SharePoint のインストールで使用できるようにする必要があります。

データベース エンジンが 'PowerPivot' として実行されており、ファームのデータベース サーバーとして利用されている場合は、アンインストールする前に SharePoint データベースを別の SQL Server インスタンスに移動する必要があります。SharePoint データベースの移動方法については、SharePoint の製品ドキュメントを参照してください。詳細については、Microsoft Web サイトの「すべてのデータベースを移動する」を参照してください。

データベースを移動し、SharePoint サーバーが動作することを確認したら、次の手順に進みます。

アンインストールに関する問題のトラブルシューティング

アンインストールに関する問題は、通常、後でソフトウェアを再インストールしようとしたときに表面化します。ほとんどの場合、以前のリリースの成果物によってその後のインストールが妨害されます。

「アンインストール後のチェック リスト」を参照して、すべてのファイルおよびレジストリ エントリが削除されていることを確認してください。

SharePoint の構成も行う [新しいサーバー] インストール オプションを使用して再インストールする場合は、ポート 80 が使用可能であることと、必要な SharePoint Web サイト名が使用可能であること (たとえば、SharePoint -80、SharePoint Central Administration v4、SharePoint Web Services) を確認します。SharePoint データベースを削除します。これにより、セットアップは既定の名前を使用してこれらを再作成できます。

その他のトラブルシューティングのヒントについては、Microsoft TechNet WIKI の「PowerPivot for SharePoint のインストールの問題のトラブルシューティング」のページを参照してください。

次の表は、ファームのトポロジに応じてアンインストールされる機能とコンポーネントを示しています。この背景情報は、アンインストールに関連するインストールの問題をトラブルシューティングする場合に役立つことがあります。

機能またはコンポーネント

アンインストールされる条件

SQL Server Analysis Services (PowerPivot)

PowerPivot System サービス

これらのサービスは常に一緒にインストールおよびアンインストールされます。Analysis Services の PowerPivot インスタンスを SQL Server 2008 R2 (64 ビット) からアンインストールすると、これらのサービスはコンピューターから削除されます。複数の PowerPivot for SharePoint サーバーがファームに存在する場合は、各コンピューター上の Analysis Services の PowerPivot インスタンスをアンインストールして、ファーム内での PowerPivot データとクエリの処理を停止する必要があります。

PowerPivot サービス アプリケーションと関連付け

ファーム内の最後のサーバーをアンインストールしたときに削除されます。

PowerPivot ソリューション

ファーム内の最後のサーバーをアンインストールしたときに削除されます。

PowerPivot のイベントとイベント カテゴリ (未登録)

ファーム内の最後のサーバーをアンインストールしたときに削除されます。

PowerPivot 管理ダッシュボード

ファーム内の最後のサーバーをアンインストールしたときに削除されますが、ダッシュボードにデータを提供する内部データベースは、サーバーの全体管理のドキュメント ライブラリ内に残されます。

PowerPivot ライブラリ テンプレート

ファーム内の最後のサーバーをアンインストールしたときに削除されます。

WSS_WPG グループのメンバーシップ

コンピューター上の Analysis Services の PowerPivot インスタンスをアンインストールすると、PowerPivot サービス アカウントは WSS_WPG セキュリティ グループから削除されます。