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VIA プロトコルを使用した有効な接続文字列の作成

仮想インターフェイス アダプタ (VIA) を使用した有効な接続文字列を作成するには、以下の要素をそれぞれ設定する必要があります。

  • [別名] を指定します。
  • [Via パラメータ] ボックスでネットワーク インターフェイス カード (NIC) 番号とポート番号を指定します。空にしておくと、VIA はポート <NIC#>:1433 に接続しようとします。
  • [プロトコル][VIA] を指定します。
  • [サーバー] フィールドにサーバー名または名前付きインスタンスの <servername>\<instancename> を入力します。

接続の時点で、SQL Native Client コンポーネントは、指定されている別名[サーバー][プロトコル][VIA パラメータ] の値をレジストリから読み取り、via:<servername> [\instancename],<nic number>:<port> の形式で接続文字列を作成します。

ms191229.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
同じコンピュータに複数の Microsoft SQL Server インスタンスがインストールされている場合、VIA 接続はあいまいになります。VIA プロトコルが有効になっている場合、そのプロトコルは TCP/IP 設定の使用を試み、ポート 0:1433 で受信を待機します。ポートの構成ができない VIA ドライバの場合は、両方の SQL Server インスタンスが同じポートで受信を待機することになります。着信クライアント接続は、正しいサーバー インスタンスに対する接続を受け取ることもあれば、正しくないサーバー インスタンスに対する接続を受け取ることもあります。また、ポートが使用中になっているために接続を拒否されることもあります。

接続プロトコルの確認

以下のクエリは、現在の接続に使用しているプロトコルを返します。

SELECT net_transport 
FROM sys.dm_exec_connections 
WHERE session_id = @@SPID;

例:

サーバー名による接続:

Alias Name         ServerAlias
Via Parameters     0:1433
Protocol           VIA
Server             <servername>

名前付きのインスタンスに対するサーバー名による接続:

Alias Name         ServerAlias
Via Parameters     0:1433
Protocol           VIA
Server             <servername>\<instancename>
ms191229.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
sqlcmd パラメータとしてネットワーク プロトコルを指定する場合は、Books Online の「sqlcmd.exe を使用してデータベース エンジンを接続する方法」を検索してください。

参照

関連項目

共有メモリ プロトコルを使用した有効な接続文字列の作成
TCP/IP を使用した有効な接続文字列の作成
名前付きパイプを使用した有効な接続文字列の作成

概念

ネットワーク プロトコルの選択

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手